顎を出すについて
顎を出す
あごをだす

言葉 | 顎を出す |
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読み方 | あごをだす |
意味 | 疲れ果てる。
歩き疲れて足が動かず、あごを前につき出したような恰好になることから。 |
出典 | - |
使用されている漢字
「顎」を含むことわざ
顎が落ちる(あごがおちる)
食べ物が非常においしいことのたとえ。
顎が外れる(あごがはずれる)
あまりにおかしくて、口を大きく開けて大笑いすることのたとえ。
顎が干上がる(あごがひあがる)
収入がなくなり生活に困るようす。
顎で使う(あごでつかう)
高慢な態度で、命令して人に仕事をさせること。
顎で蠅を追う(あごではえをおう)
やせ衰えて元気がないようす。蠅を手で追い払う元気もなく顎を動かして追い払う意から。「頤(おとがい)で蠅を追う」ともいう。
顎振り三年(あごふりさんねん)
技量を身に付けるまでには長い年月がかかるということ。尺八は、顎を振って微妙な音を出すこつを会得するまでに三年かかることから。
「出」を含むことわざ
愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
人を愛する時は、少しずつ長く続けるのがよいということ。
青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
弟子が師よりまさってしまうことのたとえ。青色の染料は藍から採るが、その青色がもとの藍よりも青く美しいという意から。
垢は擦るほど出る、あらは探すほど出る(あかはこするほどでる、あらはさがすほどでる)
垢は擦れば擦るほど出る。欠点も探せばきりがないほど出てくるということ。
明るみに出る(あかるみにでる)
隠されていたり、知られていなかった物事が、世間に知られる。 おもに、知られると悪い物事について用いる。
朝日が西から出る(あさひがにしからでる)
絶対に起こるはずがないことのたとえ。
足が出る(あしがでる)
予算よりも支出が多くなる。赤字になる。