天地、夏冬、雪と墨とは
天地、夏冬、雪と墨
てんち、なつふゆ、ゆきとすみ
言葉 | 天地、夏冬、雪と墨 |
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読み方 | てんち、なつふゆ、ゆきとすみ |
意味 | まったく正反対なこと、非常に差があることのたとえ。 |
類句 | 雲泥の差(うんでいのさ) |
使用漢字 | 天 / 地 / 夏 / 冬 / 雪 / 墨 |
「天」を含むことわざ
- 仰いで天に愧じず(あおいでてんにはじず)
- 頭の天辺から足の爪先まで(あたまのてっぺんからあしのつまさきまで)
- 天の邪鬼(あまのじゃく)
- 雨の降る日は天気が悪い(あめのふるひはてんきがわるい)
- 蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく)
- 蟻の思いも天に昇る(ありのおもいもてんにのぼる)
- 意気天を衝く(いきてんをつく)
- 韋駄天走り(いだてんばしり)
- 一念、天に通ず(いちねん、てんにつうず)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- 一天万乗の君(いってんばんじょうのきみ)
- 後ろ弁天、前不動(うしろべんてん、まえふどう)
- 有頂天(うちょうてん)
- 運は天にあり(うんはてんにあり)
- 運を天に任せる(うんをてんにまかせる)
- 嬶天下にからっ風(かかあでんかにからっかぜ)
- 金は天下の回り持ち(かねはてんかのまわりもち)
- 金は天下の回り物(かねはてんかのまわりもの)
- 干天の慈雨(かんてんのじう)
- 旱天の慈雨(かんてんのじう)
- 学者の取った天下なし(がくしゃのとったてんかなし)
- 旭日昇天の勢い(きょくじつしょうてんのいきおい)
- 管の穴から天を覗く(くだのあなからてんをのぞく)
- 管を以て天を窺う(くだをもっててんをうかがう)
- 功成り名遂げて身退くは天の道なり(こうなりなとげてみしりぞくはてんのみちなり)
- 壺中の天地(こちゅうのてんち)
- 米の飯と天道様はどこへ行っても付いて回る(こめのめしとてんとうさまはどこへいってもついてまわる)
- 五十にして天命を知る(ごじゅうにしててんめいをしる)
- 酒は天の美禄(さけはてんのびろく)
- 習慣は第二の天性なり(しゅうかんはだいにのてんせいなり)
「地」を含むことわざ
- 足が地に付かない(あしがちにつかない)
- 足が地に着かない(あしがちにつかない)
- あって地獄、なくて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 雨降って地固まる(あめふってじかたまる)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 意気地がない(いくじがない)
- 石亀の地団駄(いしがめのじだんだ)
- 石亀も地団駄(いしがめもじだんだ)
- 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
- 意地が汚い(いじがきたない)
- 意地汚い(いじきたない)
- 意地でも(いじでも)
- 意地になる(いじになる)
- 意地張るより頬張れ(いじはるよりほおばれ)
- 意地を貫く(いじをつらぬく)
- 意地を通す(いじをとおす)
- 意地を張る(いじをはる)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一頭地を抜く(いっとうちをぬく)
- 一敗、地に塗る(いっぱい、ちにまみる)
- 一敗、地に塗れる(いっぱい、ちにまみれる)
- 漆は剝げても生地は剝げぬ(うるしははげてもきじははげぬ)
- 漆は剥げても生地は剥げぬ(うるしははげてもきじははげぬ)
- 絵に描いた地震(えにかいたじしん)
- 蛙が飛べば石亀も地団駄(かえるがとべばいしがめもじだんだ)
- 片意地を張る(かたいじをはる)
- 借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔(かりるときのじぞうがお、かえすときのえんまがお)
- 借りる時の地蔵顔、済す時の閻魔顔(かりるときのじぞうがお、なすときのえんまがお)
- 肝脳、地に塗る(かんのう、ちにまみる)
- 雁が飛べば石亀も地団駄(がんがとべばいしがめもじだんだ)
「夏」を含むことわざ
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし)
- 夏歌う者は冬泣く(なつうたうものはふゆなく)
- 夏布子の寒帷子(なつぬのこのかんかたびら)
- 夏の風邪は犬も食わぬ(なつのかぜはいぬもくわぬ)
- 夏の小袖(なつのこそで)
- 夏の虫、氷を知らず(なつのむし、こおりをしらず)
- 夏の虫、氷を笑う(なつのむし、こおりをわらう)
- 夏は日向を行け、冬は日陰を行け(なつはひなたをいけ、ふゆはひかげをいけ)
- 冬編笠に夏頭巾(ふゆあみがさになつずきん)
- 貰う物は夏も小袖(もらうものはなつもこそで)
「冬」を含むことわざ
- 冬至十日経てば阿呆でも知る(とうじとおかたてばあほうでもしる)
- 冬至冬中冬始め(とうじふゆなかふゆはじめ)
- 夏歌う者は冬泣く(なつうたうものはふゆなく)
- 夏は日向を行け、冬は日陰を行け(なつはひなたをいけ、ふゆはひかげをいけ)
- 冬編笠に夏頭巾(ふゆあみがさになつずきん)
- 冬来りなば春遠からじ(ふゆきたりなばはるとおからじ)
- 冬の雪売り(ふゆのゆきうり)
「雪」を含むことわざ
- 空き家の雪隠(あきやのせっちん)
- 汚名を雪ぐ(おめいをすすぐ)
- 汚名を雪ぐ(おめいをそそぐ)
- 会稽の恥を雪ぐ(かいけいのはじをすすぐ)
- 考えは雪隠(かんがえはせっちん)
- 蛍雪(けいせつ)
- 蛍雪の功(けいせつのこう)
- 香炉峰の雪は簾をかかげて見る(こうろほうのゆきはすだれをかかげてみる)
- 墨と雪(すみとゆき)
- 雪駄の裏に灸(せったのうらにきゅう)
- 雪駄の土用干し(せったのどようぼし)
- 雪隠詰め(せっちんづめ)
- 雪隠で饅頭(せっちんでまんじゅう)
- 雪上に霜を加う(せつじょうにしもをくわう)
- 鱈汁と雪道は後が良い(たらじるとゆきみちはあとがよい)
- 月雪花は一度に眺められぬ(つきゆきはなはいちどにながめられぬ)
- 年寄りの達者、春の雪(としよりのたっしゃ、はるのゆき)
- 恥を雪ぐ(はじをすすぐ)
- 恥を雪ぐ(はじをそそぐ)
- 春の雪とおばの杖は怖くない(はるのゆきとおばのつえはこわくない)
- 風雪に耐える(ふうせつにたえる)
- 冬の雪売り(ふゆのゆきうり)
- 宿取らば一に方角、二に雪隠、三に戸締り、四には火の元(やどとらばいちにほうがく、ににせっちん、さんにとじまり、しにはひのもと)
- 柳に雪折れなし(やなぎにゆきおれなし)
- 柳の枝に雪折れはなし(やなぎのえだにゆきおれはなし)
- 闇夜に烏、雪に鷺(やみよにからす、ゆきにさぎ)
- 雪と墨(ゆきとすみ)
- 雪に霜を加える(ゆきにしもをくわえる)
- 雪の明日は裸虫の洗濯(ゆきのあしたははだかむしのせんたく)