墨は餓鬼に磨らせ筆は鬼にとらせよとは
墨は餓鬼に磨らせ筆は鬼にとらせよ
すみはがきにすらせふではおににとらせよ
言葉 | 墨は餓鬼に磨らせ筆は鬼にとらせよ |
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読み方 | すみはがきにすらせふではおににとらせよ |
意味 | 墨を磨るときは飢えて力のない餓鬼のように力を入れず、筆を使って書くときには鬼のように力を込めるのがよいということ。 |
使用語彙 | 墨 / 餓鬼 |
使用漢字 | 墨 / 餓 / 鬼 / 磨 / 筆 |
「墨」を含むことわざ
- 孔席暖まらず、墨突黔まず(こうせきあたたまらず、ぼくとつくろまず)
- 墨と雪(すみとゆき)
- 墨は餓鬼に磨らせ筆は鬼にとらせよ(すみはがきにすらせふではおににとらせよ)
- 天地、夏冬、雪と墨(てんち、なつふゆ、ゆきとすみ)
- 墨守(ぼくしゅ)
- 雪と墨(ゆきとすみ)
「餓」を含むことわざ
- 餓えて死ぬは一人、飲んで死ぬは千人(かつえてしぬはひとり、のんでしぬはせんにん)
- 餓鬼に苧殻(がきにおがら)
- 餓鬼の断食(がきのだんじき)
- 餓鬼の花争い(がきのはなあらそい)
- 餓鬼の目に水見えず(がきのめにみずみえず)
- 餓鬼も人数(がきもにんずう)
「鬼」を含むことわざ
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- 天の邪鬼(あまのじゃく)
- 異域の鬼となる(いいきのおにとなる)
- 恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)
- 鬼が住むか蛇が住むか(おにがすむかじゃがすむか)
- 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)
- 鬼が出るか仏が出るか(おにがでるかほとけがでるか)
- 鬼が笑う(おにがわらう)
- 鬼瓦にも化粧(おにがわらにもけしょう)
- 鬼に金棒(おににかなぼう)
「磨」を含むことわざ
- 腕を磨く(うでをみがく)
- 男を磨く(おとこをみがく)
- 棚から落ちた達磨(たなからおちただるま)
- 玉磨かざれば器を成さず(たまみがかざればきをなさず)
- 玉磨かざれば光なし(たまみがかざればひかりなし)
- 無患子は三年磨いても黒い(むくろじはさんねんみがいてもくろい)
「筆」を含むことわざ
- 意到りて筆随う(いいたりてふでしたがう)
- 一筆入れる(いっぴついれる)
- 弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)
- 弘法筆を択ばず(こうぼうふでをえらばず)
- 甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀(こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと)
- 芝居は無筆の早学問(しばいはむひつのはやがくもん)
- 朱筆を入れる(しゅひつをいれる)
- 春秋の筆法(しゅんじゅうのひっぽう)
- 椽大の筆(てんだいのふで)