孔席暖まらず、墨突黔まずとは
孔席暖まらず、墨突黔まず
こうせきあたたまらず、ぼくとつくろまず
言葉 | 孔席暖まらず、墨突黔まず |
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読み方 | こうせきあたたまらず、ぼくとつくろまず |
意味 | 道を説くために各地を飛びまわることのたとえ。孔子と墨子はあちこち遊説して回って家に落ち着くことがなく、孔子の席は暖まることがなく、墨子の家の煙突は黒くすすけることはなかったということから。 |
使用漢字 | 孔 / 席 / 暖 / 墨 / 突 / 黔 |
「孔」を含むことわざ
- 孔子の倒れ(くじのたおれ)
- 恋の山には孔子の倒れ(こいのやまにはくじのたおれ)
- 孔子も時に遇わず(こうしもときにあわず)
- 死せる孔明、生ける仲達を走らす(しせるこうめい、いけるちゅうたつをはしらす)
- 釈迦に説法、孔子に悟道(しゃかにせっぽう、こうしにごどう)
- 鳶が孔雀を生む(とびがくじゃくをうむ)
「席」を含むことわざ
- 一席打つ(いっせきぶつ)
- 一席設ける(いっせきもうける)
- 席暖まるに暇あらず(せきあたたまるにいとまあらず)
- 席を改める(せきをあらためる)
- 席を外す(せきをはずす)
- 男女七歳にして席を同じゅうせず(だんじょしちさいにしてせきをおなじゅうせず)
- 枕席に侍る(ちんせきにはべる)
「暖」を含むことわざ
- 一日暖めて十日冷やす(いちにちあたためてとおかひやす)
- 梅一輪一輪ずつの暖かさ(うめいちりんいちりんずつのあたたかさ)
- 尻が暖まる(しりがあたたまる)
- 席暖まるに暇あらず(せきあたたまるにいとまあらず)
- 暖を取る(だんをとる)
- 暖簾に腕押し(のれんにうでおし)
- 暖簾に傷がつく(のれんにきずがつく)
- 暖簾を下ろす(のれんをおろす)
- 暖簾を分ける(のれんをわける)
「墨」を含むことわざ
- 孔席暖まらず、墨突黔まず(こうせきあたたまらず、ぼくとつくろまず)
- 墨と雪(すみとゆき)
- 墨は餓鬼に磨らせ筆は鬼にとらせよ(すみはがきにすらせふではおににとらせよ)
- 天地、夏冬、雪と墨(てんち、なつふゆ、ゆきとすみ)
- 墨守(ぼくしゅ)
- 雪と墨(ゆきとすみ)
「突」を含むことわざ
- 悪態を突く(あくたいをつく)
- 頭を突っ込む(あたまをつっこむ)
- 意表を突く(いひょうをつく)
- 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
- 兎の毛で突いたほど(うのけでついたほど)
- 核心を突く(かくしんをつく)
- 片足を突っ込む(かたあしをつっこむ)
- 壁に突き当たる(かべにつきあたる)
- 棺桶に片足を突っ込む(かんおけにかたあしをつっこむ)
- 首を突っ込む(くびをつっこむ)
「黔」を含むことわざ
- 孔席暖まらず、墨突黔まず(こうせきあたたまらず、ぼくとつくろまず)