「暖」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 13 件
「暖」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
一日暖めて十日冷やす(いちにちあたためてとおかひやす)
ほんの少しのあいだ努力しても、そのあとに怠ける時間のほうがずっと長いこと。少し励んではすぐにやめてしまい、物事が身につかないたとえ。 また、よい教えを受けても、まわりの悪い影響のほうが強ければ人は育たないというたとえにもいう。 草木を一日だけ日に当てて暖めても、それから十日も冷やしてしまえば育たないとの意から。 「暴」は日に当てること。 「一暴十寒」「一日之を暴めて十日之を寒す」ともいう。
旧交を暖める(きゅうこうをあたためる)
長く会わずにいた友と再び行き来して、昔ながらの親しさをよみがえらせること。
孔席暖まらず、墨突黔まず(こうせきあたたまらず、ぼくとつくろまず)
道を説くために各地を飛びまわることのたとえ。孔子と墨子はあちこち遊説して回って家に落ち着くことがなく、孔子の席は暖まることがなく、墨子の家の煙突は黒くすすけることはなかったということから。
尻が暖まる(しりがあたたまる)
長い期間同じ場所にいて慣れること。 または、同じ所に長く勤めて落ち着くこと。
席暖まるに暇あらず(せきあたたまるにいとまあらず)
座った跡が冷えたままのうちに、次の用へ立たねばならない。家に落ち着く間もなく方々を巡り歩く日々をいう。 韓愈「争臣論」に「孔席暖まるに暇あらず」とあり、孔子の名を省いた形で通っている。
暖を取る(だんをとる)
焚き火や暖房器具などで体を暖める。
暖簾に腕押し(のれんにうでおし)
手ごたえも張り合いもないことのたとえ。「腕押し」とは腕相撲のことで、暖簾のように力も争う意思もない相手と腕相撲をしても、何の手ごたえもないという意味から。
暖簾に傷が付く(のれんにきずがつく)
長年かけて世に通してきた屋号が、不始末ひとつで客から疑われる。看板も暖簾も店の顔として掲げるものだから、そこに付いた傷はそのまま人の目に映る。
暖簾にもたれるよう(のれんにもたれるよう)
まったく頼りにならないことのたとえ。また、手応えがなく、張り合いがないことのたとえ。 暖簾に寄りかかっても支えにはならないことから。
暖簾を下ろす(のれんをおろす)
その日の営業活動を終わりにすること。 また、営業をやめること。廃業すること。
暖簾を分ける(のれんをわける)
長い間勤めた店員などに、同じ屋号を使用した新しい店の出店を許可すること。
懐が暖かい(ふところがあたたかい)
手持ちの金銭が多くあること。
懐を暖める(ふところをあたためる)
役目や立場をいいことに、自分の取り分を不当に膨らませること。
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