羹に懲りて膾を吹くとは
羹に懲りて膾を吹く
あつものにこりてなますをふく
言葉 | 羹に懲りて膾を吹く |
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読み方 | あつものにこりてなますをふく |
意味 | 失敗に懲りて、必要以上に用心深くなることのたとえ。
「羹」は熱い吸い物のこと。 熱い吸い物を飲んでやけどをしたことに懲りて、冷たい膾まで吹いて冷ますことから。 |
出典 | 『楚辞』 |
類句 | 蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる(へびにかまれてくちなわにおじる) |
火傷、火に怖じる(やけど、ひにおじる) | |
使用語彙 | 羹 / 膾 |
使用漢字 | 羹 / 懲 / 膾 / 吹 |
「羹」を含むことわざ
- 羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)
「懲」を含むことわざ
- 羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)
- 酒と産には懲りた者がない(さけとさんにはこりたものがない)
- 性懲りもなく(しょうこりもなく)
- 難産、色に懲りず(なんざん、いろにこりず)
「膾」を含むことわざ
- 羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)
- 膾炙(かいしゃ)
- 人口に膾炙する(じんこうにかいしゃする)