難産、色に懲りずとは
難産、色に懲りず
なんざん、いろにこりず
言葉 | 難産、色に懲りず |
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読み方 | なんざん、いろにこりず |
意味 | 苦しんだことを忘れ、懲りずに同じことを繰り返すことのたとえ。
難産の苦しみに懲りずに、また色事を行うとの意から。 |
類句 | 喉元過ぎれば熱さを忘れる(のどもとすぎればあつさをわすれる) |
使用漢字 | 難 / 産 / 色 / 懲 |
「難」を含むことわざ
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 一日再び晨なり難し(いちじつふたたびあしたなりがたし)
- 一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん)
- 色の白いは七難隠す(いろのしろいはしちなんかくす)
- 曰く言い難し(いわくいいがたし)
- 謂われを聞けば有難や(いわれをきけばありがたや)
- 縁なき衆生は度し難し(えんなきしゅじょうはどしがたし)
- 難きを先にし、獲るを後にす(かたきをさきにし、うるをのちにす)
- 噛み合う犬は呼び難し(かみあういぬはよびがたし)
- 艱難、汝を玉にす(かんなん、なんじをたまにす)
「産」を含むことわざ
- 案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)
- 産声を上げる(うぶごえをあげる)
- 産屋の風邪は一生つく(うぶやのかぜはいっしょうつく)
- 産みの苦しみ(うみのくるしみ)
- 金の卵を産む鵞鳥を殺すな(きんのたまごをうむがちょうをころすな)
- 恒産なき者は恒心なし(こうさんなきものはこうしんなし)
- 子は産むも心は生まぬ(こはうむもこころはうまぬ)
- 酒と産には懲りた者がない(さけとさんにはこりたものがない)
- 水道の水で産湯を使う(すいどうのみずでうぶゆをつかう)
「色」を含むことわざ
- 色褪せる(いろあせる)
- 色男、金と力はなかりけり(いろおとこ、かねとちからはなかりけり)
- 色香に迷う(いろかにまよう)
- 色が褪せる(いろがあせる)
- 色気と痔の気のない者はない(いろけとじのけのないものはない)
- 色気より食い気(いろけよりくいけ)
- 色気を示す(いろけをしめす)
- 色気を出す(いろけをだす)
- 色の白いは七難隠す(いろのしろいはしちなんかくす)
- 色は心の外(いろはこころのほか)
「懲」を含むことわざ
- 羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)
- 酒と産には懲りた者がない(さけとさんにはこりたものがない)
- 性懲りもなく(しょうこりもなく)
- 難産、色に懲りず(なんざん、いろにこりず)