塗り箸で芋を盛るとは
塗り箸で芋を盛る
ぬりばしでいもをもる

言葉 | 塗り箸で芋を盛る |
---|---|
読み方 | ぬりばしでいもをもる |
意味 | 滑ってはさみにくいことから、物事のやりにくい様子のたとえ。
「塗り箸で素麺(そうめん)を食う」「塗り箸で鰻(うなぎ)を挟む」ともいう。 |
異形 | 塗り箸で素麺を食う(ぬりばしでそうめんをくう) |
使用されている漢字
「塗」を含むことわざ
- 痛む上に塩を塗る(いたむうえにしおをぬる)
- 一敗、地に塗れる(いっぱい、ちにまみれる)
- 顔に泥を塗る(かおにどろをぬる)
- 肝脳、地に塗る(かんのう、ちにまみる)
- 竹に油を塗る(たけにあぶらをぬる)
- 塗炭の苦しみ(とたんのくるしみ)
- 恥の上塗り(はじのうわぬり)
「箸」を含むことわざ
- 石臼を箸に刺す(いしうすをはしにさす)
- 膳部揃うて箸を取れ(ぜんぶそろうてはしをとれ)
- 箸に当たり棒に当たる(はしにあたりぼうにあたる)
- 箸にも棒にも掛からない(はしにもぼうにもかからない)
- 箸の転んだもおかしい(はしのころんだもおかしい)
- 箸より重い物を持ったことがない(はしよりおもいものをもったことがない)
「芋」を含むことわざ
- 家柄より芋茎(いえがらよりいもがら)
- 芋頭でも頭は頭(いもがしらでもかしらはかしら)
- 芋蔓式(いもづるしき)
- 芋の煮えたも御存じない(いものにえたもごぞんじない)
- 芋を洗うよう(いもをあらうよう)
- 蕪は鶉となり、山芋は鰻となる(かぶらはうずらとなり、やまいもはうなぎとなる)
- 擂り粉木で芋を盛る(すりこぎでいもをもる)
- 名主の跡は芋畑(なぬしのあとはいもばたけ)
- 山の芋鰻とならず(やまのいもうなぎとならず)
- 山の芋を蒲焼にする(やまのいもをかばやきにする)
「盛」を含むことわざ
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- 新しい酒は新しい革袋に盛れ(あたらしいさけはあたらしいかわぶくろにもれ)
- 新しい酒を古い革袋に盛る(あたらしいさけをふるいかわぶくろにもる)
- 一服盛る(いっぷくもる)
- 盛りがつく(さかりがつく)
- 擂り粉木で芋を盛る(すりこぎでいもをもる)
- 盛年重ねて来らず(せいねんかさねてきたらず)
- 総領の十五は貧乏の世盛り(そうりょうのじゅうごはびんぼうのよざかり)
- 蕎麦の花も一盛り(そばのはなもひとさかり)
- 高みに土盛る(たかみにつちもる)
- 女房に惚れてお家繁盛(にょうぼうにほれておいえはんじょう)
- 花一時、人一盛り(はないっとき、ひとひとさかり)
- 人盛んにして神祟らず(ひとさかんにしてかみたたらず)
- 人一盛り(ひとひとさかり)
- 物盛んなれば即ち衰う(ものさかんなればすなわちおとろう)
「素」を含むことわざ
「麺」を含むことわざ
「食」を含むことわざ
- 煽りを食う(あおりをくう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 足止めを食う(あしどめをくう)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 泡を食う(あわをくう)
- 鮟鱇の待ち食い(あんこうのまちぐい)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 一箪の食、一瓢の飲(いったんのし、いっぴょうのいん)
- 一杯食う(いっぱいくう)
- 一杯食わす(いっぱいくわす)
- 犬骨折って鷹の餌食(いぬほねおってたかのえじき)
- 犬も食わない(いぬもくわない)
- 色気より食い気(いろけよりくいけ)
- 憂いも辛いも食うての上(ういもつらいもくうてのうえ)
- 飢えては食を択ばず(うえてはしょくをえらばず)
- 牛を食らうの気(うしをくらうのき)
- うっちゃりを食う(うっちゃりをくう)
- 旨い物食わす人に油断すな(うまいものくわすひとにゆだんすな)
- 旨い物は宵に食え(うまいものはよいにくえ)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 浮気と乞食はやめられぬ(うわきとこじきはやめられぬ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- お預けを食う(おあずけをくう)
- 置いてきぼりを食う(おいてきぼりをくう)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- 大阪の食い倒れ(おおさかのくいだおれ)