恒産なき者は恒心なしとは
恒産なき者は恒心なし
こうさんなきものはこうしんなし
言葉 | 恒産なき者は恒心なし |
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読み方 | こうさんなきものはこうしんなし |
意味 | 一定の財産や職業がなければ、正しく落ち着いた心を持つことができないということ。「恒産」は一定の財産や安定した職業、「恒心」は正常な心という意。 |
出典 | 『孟子』梁恵王上 |
使用語彙 | 恒産 / 恒心 |
使用漢字 | 恒 / 産 / 者 / 心 |
「恒」を含むことわざ
- 恒産なき者は恒心なし(こうさんなきものはこうしんなし)
「産」を含むことわざ
- 案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)
- 産声を上げる(うぶごえをあげる)
- 産屋の風邪は一生つく(うぶやのかぜはいっしょうつく)
- 産みの苦しみ(うみのくるしみ)
- 金の卵を産む鵞鳥を殺すな(きんのたまごをうむがちょうをころすな)
- 子は産むも心は生まぬ(こはうむもこころはうまぬ)
- 酒と産には懲りた者がない(さけとさんにはこりたものがない)
- 水道の水で産湯を使う(すいどうのみずでうぶゆをつかう)
- 難産、色に懲りず(なんざん、いろにこりず)
「者」を含むことわざ
- 愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来る(あいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる)
- 青表紙を叩いた者にはかなわぬ(あおびょうしをたたいたものにはかなわぬ)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 当たった者のふの悪さ(あたったもののふのわるさ)
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
- 医者と味噌は古いほどよい(いしゃとみそはふるいほどよい)