往時渺茫としてすべて夢に似たりとは
往時渺茫としてすべて夢に似たり
おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり
言葉 | 往時渺茫としてすべて夢に似たり |
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読み方 | おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり |
意味 | 過ぎ去った昔の事はもうはるかかなたの事で、とりとめがなく、まるで夢のように思えるということ。「往時」は過ぎ去った昔のこと。「渺茫」は遠くはるかで果てしないさま。 |
使用語彙 | 往時 / して / すべて / 夢 |
使用漢字 | 往 / 時 / 渺 / 茫 / 夢 / 似 |
「往」を含むことわざ
- 愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来る(あいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる)
- 往に跡へ行くとも死に跡へ行くな(いにあとへゆくともしにあとへゆくな)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 往生際が悪い(おうじょうぎわがわるい)
- 既往は咎めず(きおうはとがめず)
- 商売往来にない商売(しょうばいおうらいにないしょうばい)
- 千万人と雖も吾往かん(せんまんにんといえどもわれゆかん)
- 善人なおもて往生を遂ぐ、況んや悪人をや(ぜんにんなおもておうじょうをとぐ、いわんやあくにんをや)
- 立ち往生する(たちおうじょうする)
「時」を含むことわざ
- 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 会った時は笠を脱げ(あったときはかさをぬげ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- ある時は米の飯(あるときはこめのめし)
- ある時払いの催促なし(あるときばらいのさいそくなし)
- いざという時(いざというとき)
- 一時違えば三里の遅れ(いっときちがえばさんりのおくれ)
- 何時にない(いつにない)
「渺」を含むことわざ
- 往時渺茫としてすべて夢に似たり(おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり)
「茫」を含むことわざ
- 往時渺茫としてすべて夢に似たり(おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり)
「夢」を含むことわざ
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 一炊の夢(いっすいのゆめ)
- 浮世は夢(うきよはゆめ)
- 栄華の夢(えいがのゆめ)
- 槐安の夢(かいあんのゆめ)
- 槐夢(かいむ)
- 邯鄲の夢(かんたんのゆめ)
- 京の夢、大阪の夢(きょうのゆめ、おおさかのゆめ)
- 槿花一朝の夢(きんかいっちょうのゆめ)