南柯の夢とは
南柯の夢
なんかのゆめ
言葉 | 南柯の夢 |
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読み方 | なんかのゆめ |
意味 | 夢のこと。
または、世の中は夢のようにはかないことのたとえ。 中国の唐の時代、ある男性が槐の木の下で寝ているときに、大槐安国の王の娘と結婚して南柯群の太守となり繁栄と衰退を経験しながら二十年の歳月を過ごす夢を見たという故事から。 「槐安の夢」「槐夢」ともいう。 |
出典 | 『南柯太守伝』 |
異形 | 槐安の夢(かいあんのゆめ) |
槐夢(かいむ) | |
類句 | 邯鄲の夢(かんたんのゆめ) |
使用語彙 | 夢 |
使用漢字 | 南 / 柯 / 夢 / 槐 / 安 |
「南」を含むことわざ
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- 越鳥南枝に巣くう(えっちょうなんしにすくう)
- 南瓜に目鼻(かぼちゃにめはな)
- 北に近ければ南に遠い(きたにちかければみなみにとおい)
- 西瓜は土で作れ南瓜は手で作れ(すいかはつちでつくれかぼちゃはてでつくれ)
- 東西南北の人(とうざいなんぼくのひと)
- 図南の翼(となんのつばさ)
- 図南の鵬翼(となんのほうよく)
- 南山の寿(なんざんのじゅ)
「柯」を含むことわざ
- 南柯の夢(なんかのゆめ)
- 爛柯(らんか)
「夢」を含むことわざ
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 一炊の夢(いっすいのゆめ)
- 浮世は夢(うきよはゆめ)
- 栄華の夢(えいがのゆめ)
- 往時渺茫としてすべて夢に似たり(おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり)
- 邯鄲の夢(かんたんのゆめ)
- 京の夢、大阪の夢(きょうのゆめ、おおさかのゆめ)
- 槿花一朝の夢(きんかいっちょうのゆめ)
「槐」を含むことわざ
- 槐安の夢(かいあんのゆめ)
- 槐夢(かいむ)