鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん
「鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん」の意味・読み方・異形などを解説します。類句に「蚤の頭を斧で割る」などがあります。
鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん
にわとりをさくにいずくんぞぎゅうとうをもちいん
| 言葉 | 鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん |
|---|---|
| 読み方 | にわとりをさくにいずくんぞぎゅうとうをもちいん |
| 意味 | 小さな事柄を処理するのに、大がかりな手段は必要ないということ。
「焉んぞ」は、どうしての意。 「牛刀」は、牛を料理するときに使う大きな包丁。 鶏をさばくのに、どうして牛刀を使う必要があるだろうかという意味から。 |
| 出典 | 『論語』陽貨 |
| 異形 | 牛刀を以て鶏を割く(ぎゅうとうをもってにわとりをさく) |
| 場面 | 不相応・釣り合わない / 牛 / 鳥 |
| 類句 | 蚤の頭を斧で割る(のみのかしらをよきでわる) |
| 虱の皮を槍で剝ぐ(しらみのかわをやりではぐ) | |
| 使用語彙 | 焉んぞ / 牛刀 |
| 使用漢字 | 鶏 / 割 / 焉 / 牛 / 刀 / 用 / 以 |
「鶏」を含むことわざ
- 函谷関の鶏鳴(かんこくかんのけいめい)
- 鶏群の一鶴(けいぐんのいっかく)
- 鶏犬相聞こゆ(けいけんあいきこゆ)
- 鶏口となるも牛後となるなかれ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)
- 鶏肋(けいろく)
- 鶏冠に来る(とさかにくる)
- どこの鶏も裸足(どこのとりもはだし)
- 牝鶏晨す(ひんけいあしたす)
- 雌鶏歌えば家滅ぶ(めんどりうたえばいえほろぶ)
- 牝鶏につつかれて時をうたう(めんどりにつつかれてときをうたう)
「割」を含むことわざ
- 頭が割れるよう(あたまがわれるよう)
- 毬栗も内から割れる(いがぐりもうちからわれる)
- 鉛刀の一割(えんとうのいっかつ)
- 口を割る(くちをわる)
- 事を割る(ことをわる)
- 尻が割れる(しりがわれる)
- 時間を割く(じかんをさく)
- 底が割れる(そこがわれる)
- 底を割る(そこをわる)
- 竹を割ったよう(たけをわったよう)
「焉」を含むことわざ
- 未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん(いまだせいをしらず、いずくんぞしをしらん)
- 心焉に在らざれば視れども見えず(こころここにあらざればみれどもみえず)
- 鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん(にわとりをさくにいずくんぞぎゅうとうをもちいん)
「牛」を含むことわざ
- 商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 牛の歩み(うしのあゆみ)
- 牛の一散(うしのいっさん)
- 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
- 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
- 牛の涎(うしのよだれ)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
「刀」を含むことわざ
- えせ侍の刀弄り(えせざむらいのかたないじり)
- 鉛刀の一割(えんとうのいっかつ)
- 押っ取り刀で駆けつける(おっとりがたなでかけつける)
- 快刀、乱麻を断つ(かいとう、らんまをたつ)
- 返す刀(かえすかたな)
- 刀折れ矢尽きる(かたなおれやつきる)
- 剃刀の刃を渡る(かみそりのはをわたる)
- 小刀に鍔(こがたなにつば)
- 笑中に刀あり(しょうちゅうにとうあり)
- 太刀打ちができない(たちうちができない)
「用」を含むことわざ
- いらぬ物も三年立てば用に立つ(いらぬものもさんねんたてばようにたつ)
- 意を用いる(いをもちいる)
- 運用の妙は一心に存す(うんようのみょうはいっしんにそんす)
- お安い御用(おやすいごよう)
- 火事あとの火の用心(かじあとのひのようじん)
- 寒に帷子、土用に布子(かんにかたびら、どようにぬのこ)
- 器用貧乏人宝(きようびんぼうひとだから)
- 腐り縄も用に立つ(くさりなわもようにたつ)
- 管を用いて天を窺う(くだをもちいててんをうかがう)
- 子供川端、火の用心(こどもかわばた、ひのようじん)
