駟も舌に及ばず
ことわざ「駟も舌に及ばず」の意味・読み方・異形などを解説します。
駟も舌に及ばず
しもしたにおよばず
| 言葉 | 駟も舌に及ばず |
|---|---|
| 読み方 | しもしたにおよばず |
| 意味 | 失言は取り返しがつかないから、言葉には十分気をつけよということ。
「駟」は四頭立ての馬車。 一度口にした言葉は、四頭立ての速い馬車で追っても追いつけないという意味から。 「駟馬も追う能わず(しばもおうあたわず)」ともいう。 |
| 出典 | 『論語』 |
| 異形 | 駟馬も追う能わず(しばもおうあたわず) |
| 場面 | 馬 / 戒めの言葉 / 覆水盆に返らず / 言葉遣い |
| 使用語彙 | 舌 / 追う |
| 使用漢字 | 駟 / 舌 / 及 / 馬 / 追 / 能 |
「駟」を含むことわざ
- 駟の隙を過ぐるが若し(しのげきをすぐるがごとし)
- 駟も舌に及ばず(しもしたにおよばず)
「舌」を含むことわざ
- 嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる(うそをつくとえんまさまにしたをぬかれる)
- 陰で舌を出す(かげでしたをだす)
- 口は虎、舌は剣(くちはとら、したはつるぎ)
- 賢者は長い耳と短い舌を持つ(けんじゃはながいみみとみじかいしたをもつ)
- 三寸の舌に五尺の身を亡ぼす(さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす)
- 三寸の舌を掉う(さんずんのしたをふるう)
- 舌が肥える(したがこえる)
- 舌が回る(したがまわる)
- 舌三寸に胸三寸(したさんずんにむねさんずん)
- 舌足らず(したたらず)
「及」を含むことわざ
- 朝夕べに及ばず(あしたゆうべにおよばず)
- 足下にも及ばない(あしもとにもおよばない)
- 言うに及ばず(いうにおよばず)
- 一議に及ばず(いちぎにおよばず)
- 一戦に及ぶ(いっせんにおよぶ)
- 及ばぬ鯉の滝登り(およばぬこいのたきのぼり)
- 及び腰になる(およびごしになる)
- 及びも付かない(およびもつかない)
- 学は及ばざるが如くす(がくはおよばざるがごとくす)
- 子細に及ばず(しさいにおよばず)
「馬」を含むことわざ
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 馬から落ちて落馬する(うまからおちてらくばする)
「追」を含むことわざ
- 顎で蠅を追う(あごではえをおう)
- 頭の上の蠅も追われぬ(あたまのうえのはえもおわれぬ)
- 頭の上の蠅を追え(あたまのうえのはえをおえ)
- 跡を追う(あとをおう)
- 追い打ちを掛ける(おいうちをかける)
- 追い込みを掛ける(おいこみをかける)
- 追いつ追われつ(おいつおわれつ)
- 追風に帆を揚げる(おいてにほをあげる)
- 稼ぐに追い付く貧乏無し(かせぐにおいつくびんぼうなし)
- 稼ぐに追い抜く貧乏神(かせぐにおいぬくびんぼうがみ)
「能」を含むことわざ
- 一木大廈の崩るるを支うる能わず(いちぼくたいかのくずるるをささうるあたわず)
- 鸚鵡能く言えども飛鳥を離れず(おうむよくいえどもひちょうをはなれず)
- 癖ある馬に能あり(くせあるうまにのうあり)
- 効能書きの読めぬ所に効能あり(こうのうがきのよめぬところにこうのうあり)
- 猩猩能く言えども禽獣を離れず(しょうじょうよくいえどもきんじゅうをはなれず)
- 尺蚓堤を穿てば能く一邑を漂わす(せきいんつつみをうがてばよくいちゆうをただよわす)
- 石鼠五能一技を成さず(せきそごのういちぎをなさず)
- 多弁能なし(たべんのうなし)
- 敵は本能寺にあり(てきはほんのうじにあり)
- 能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)
