効能書きの読めぬ所に効能ありとは
効能書きの読めぬ所に効能あり
こうのうがきのよめぬところにこうのうあり
| 言葉 | 効能書きの読めぬ所に効能あり | 
|---|---|
| 読み方 | こうのうがきのよめぬところにこうのうあり | 
| 意味 | 薬の効能書きは難解だが、それがかえって効きそうな気にさせる。わかりにくいものほど、有難みがあるということのたとえ。また、効能書きの難解さへの皮肉にいう。 | 
| 類句 | 能書きの読めぬ所に効き目あり(のうがきのよめぬところにききめあり) | 
| 使用語彙 | 効能 | 
| 使用漢字 | 効 / 能 / 書 / 読 / 所 | 
「効」を含むことわざ
- 医者の自脈効き目なし(いしゃのじみゃくききめなし)
 - 得手勝手は向こうには効かない(えてかってはむこうにはきかない)
 - 薬が効く(くすりがきく)
 - 薬は毒ほど効かぬ(くすりはどくほどきかぬ)
 - 潰しが効く(つぶしがきく)
 - 能書きの読めぬ所に効き目あり(のうがきのよめぬところにききめあり)
 - 薬石効なし(やくせきこうなし)
 
「能」を含むことわざ
- 一木いずくんぞ能く大廈を支えん(いちぼくいずくんぞよくたいかをささえん)
 - 一木大廈の崩るるを支うる能わず(いちぼくたいかのくずるるをささうるあたわず)
 - 駟馬も追う能ず(しばもおうあたわず)
 - 敵は本能寺にあり(てきはほんのうじにあり)
 - 能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)
 - 能書きの読めぬ所に効き目あり(のうがきのよめぬところにききめあり)
 - 能書きを垂れる(のうがきをたれる)
 - 能書きを並べる(のうがきをならべる)
 - 能書筆を択ばず(のうしょふでをえらばず)
 
「書」を含むことわざ
- 頭搔くか字を書くか(あたまかくかじをかくか)
 - 急ぎの文は静かに書け(いそぎのふみはしずかにかけ)
 - 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
 - 書いた物が物を言う(かいたものがものをいう)
 - 顔に書いてある(かおにかいてある)
 - 家書万金に抵る(かしょばんきんにあたる)
 - 雁書(がんしょ)
 - 尽く書を信ずれば書なきに如かず(ことごとくしょをしんずればしょなきにしかず)
 - 尽く書を信ずれば則ち書無きに如かず(ことごとくしょをしんずればすなわちしょなきにしかず)
 
「読」を含むことわざ
- 顔色を読む(かおいろをよむ)
 - 行間を読む(ぎょうかんをよむ)
 - 先を読む(さきをよむ)
 - 鯖を読む(さばをよむ)
 - 十遍読むより一遍写せ(じっぺんよむよりいっぺんうつせ)
 - 十読は一写に如かず(じゅうどくはいちしゃにしかず)
 - 堂が歪んで経が読めぬ(どうがゆがんできょうがよめぬ)
 - 読書百遍、意、自ずから通ず(どくしょひゃっぺん、い、おのずからつうず)
 - 読書百遍、義、自ずから見る(どくしょひゃっぺん、ぎ、おのずからあらわる)
 
        
    