堂が歪んで経が読めぬとは
堂が歪んで経が読めぬ
どうがゆがんできょうがよめぬ
言葉 | 堂が歪んで経が読めぬ |
---|---|
読み方 | どうがゆがんできょうがよめぬ |
意味 | 自分の怠慢や落ち度を棚に上げ、失敗を責任転嫁することのたとえ。また、理屈ばかりこねて実行が伴わないことのたとえ。仏堂が歪んで座りにくいから上手に経が読めないと、僧が言い訳する意から。 |
類句 | 地が傾いて舞が舞われぬ(ちがかたむいてまいがまわれぬ) |
使用漢字 | 堂 / 歪 / 経 / 読 |
「堂」を含むことわざ
- 一堂に会する(いちどうにかいする)
- 糟糠の妻は堂より下さず(そうこうのつまはどうよりくださず)
- 堂が歪んで経が読めぬ(どうがゆがんできょうがよめぬ)
- 堂に入る(どうにいる)
- 堂に升りて室に入らず(どうにのぼりてしつにいらず)
- 仏もなき堂へ参る(ほとけもなきどうへまいる)
「歪」を含むことわざ
- 堂が歪んで経が読めぬ(どうがゆがんできょうがよめぬ)
「経」を含むことわざ
- 経験は愚か者の師(けいけんはおろかもののし)
- 経験は知恵の父記憶の母(けいけんはちえのちちきおくのはは)
- 甲羅を経る(こうらをへる)
- 心ほどの世を経る(こころほどのよをへる)
- 乞食の子も三年経てば三つになる(こじきのこもさんねんたてばみっつになる)
- 三年経てば三つになる(さんねんたてばみっつになる)
- 神経が高ぶる(しんけいがたかぶる)
- 神経が太い(しんけいがふとい)
- 神経に触る(しんけいにさわる)
- 神経を使う(しんけいをつかう)