堂に升りて室に入らずとは
堂に升りて室に入らず
どうにのぼりてしつにいらず
言葉 | 堂に升りて室に入らず |
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読み方 | どうにのぼりてしつにいらず |
意味 | 学問や芸がかなりの水準に達しているが、まだ奥義をきわめるまでには達していないということ。
「堂」は表座敷、「室」は奥の間のこと。 表座敷に上がった程度で、まだ奥の間には入っていないとの意から。 |
場面用途 | 勉強・勉学 |
使用漢字 | 堂 / 升 / 室 / 入 |
「堂」を含むことわざ
- 一堂に会する(いちどうにかいする)
- 糟糠の妻は堂より下さず(そうこうのつまはどうよりくださず)
- 堂が歪んで経が読めぬ(どうがゆがんできょうがよめぬ)
- 堂に入る(どうにいる)
- 堂に升りて室に入らず(どうにのぼりてしつにいらず)
- 仏もなき堂へ参る(ほとけもなきどうへまいる)
「升」を含むことわざ
- 一升徳利こけても三分(いっしょうどっくりこけてもさんぶ)
- 一升徳利に二升は入らぬ(いっしょうどっくりににしょうははいらぬ)
- 一升の餅に五升の取り粉(いっしょうのもちにごしょうのとりこ)
- 一升入る壺(いっしょうはいるつぼ)
- 一升入る壺は一升(いっしょうはいるつぼはいっしょう)
- 借りる八合、済す一升(かりるはちごう、なすいっしょう)
- 升を以て石を量る(しょうをもってこくをはかる)
- 土一升金一升(つちいっしょうかねいっしょう)
- 土一升に金一升(つちいっしょうにかねいっしょう)
- 手酌五合、髱一升(てじゃくごごう、たぼいっしょう)
「室」を含むことわざ
- 芝蘭の室に入るが如し(しらんのしつにいるがごとし)
- 堂に升りて室に入らず(どうにのぼりてしつにいらず)