女賢しゅうして牛売り損なうとは
女賢しゅうして牛売り損なう
おんなさかしゅうしてうしうりそこなう
言葉 | 女賢しゅうして牛売り損なう |
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読み方 | おんなさかしゅうしてうしうりそこなう |
意味 | 女は利口そうに見えても、目先の利にとらわれて大局を見通せずに失敗するというたとえ。
女がでしゃばりすぎて売り物の牛について余計なことを言い、売り損なってしまったという話から。 |
異形 | 女賢しくて牛売り損なう(おんなさかしくてうしうりそこなう) |
場面用途 | 牛 |
類句 | 女が口上使えば牛の値が下がる |
女の知恵は鼻の先(おんなのちえははなのさき) | |
使用語彙 | して / 牛 |
使用漢字 | 女 / 賢 / 牛 / 売 / 損 |
「女」を含むことわざ
- 悪女の深情け(あくじょのふかなさけ)
- 悪女は鏡を疎む(あくじょはかがみをうとむ)
- 朝雨と女の腕捲り(あさあめとおんなのうでまくり)
- 東男に京女(あずまおとこにきょうおんな)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
- 厭じゃ厭じゃは女の癖(いやじゃいやじゃはおんなのくせ)
- 入り鉄砲に出女(いりでっぽうにでおんな)
- 男の目には糸を引け、女の目には鈴を張れ(おとこのめにはいとをひけ、おんなのめにはすずをはれ)
- 男は度胸、女は愛嬌(おとこはどきょう、おんなはあいきょう)
「賢」を含むことわざ
- 得たり賢し(えたりかしこし)
- 賢者ひだるし、伊達寒し(けんじゃひだるし、だてさむし)
- 芸は道によって賢し(げいはみちによってかしこし)
- 商売は道によって賢し(しょうばいはみちによってかしこし)
- 死んだ子は賢い(しんだこはかしこい)
- 是非は道によって賢し(ぜひはみちによってかしこし)
- 大賢は愚なるが如し(たいけんはぐなるがごとし)
- 竹林の七賢(ちくりんのしちけん)
「牛」を含むことわざ
- 商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
- 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 牛の歩み(うしのあゆみ)
- 牛の一散(うしのいっさん)
- 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
- 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
- 牛の涎(うしのよだれ)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
「売」を含むことわざ
- 朝酒は門田を売っても飲め(あさざけはかどたをうってものめ)
- 油を売る(あぶらをうる)
- 売られた喧嘩は買わねばならぬ(うられたけんかはかわねばならぬ)
- 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
- 売り言葉に買い言葉(うりことばにかいことば)
- 売り物には花を飾れ(うりものにははなをかざれ)
- 男を売る(おとこをうる)
- 恩を売る(おんをうる)