賢者ひだるし、伊達寒しとは
賢者ひだるし、伊達寒し
けんじゃひだるし、だてさむし
言葉 | 賢者ひだるし、伊達寒し |
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読み方 | けんじゃひだるし、だてさむし |
意味 | 人並みのことをしない者はつらい目に遭うということ。
「ひだるし」は、ひもじいの意。 賢者は富を求めず質素な生活をするのでひもじい思いをし、伊達者は見栄を張って薄着でいるので寒い思いをするとの意から。 |
類句 | 遠慮ひだるし伊達寒し(えんりょひだるしだてさむし) |
使用語彙 | 賢者 |
使用漢字 | 賢 / 者 / 伊 / 達 / 寒 |
「賢」を含むことわざ
- 得たり賢し(えたりかしこし)
- 女賢しくて牛売り損なう(おんなさかしくてうしうりそこなう)
- 女賢しゅうして牛売り損なう(おんなさかしゅうしてうしうりそこなう)
- 芸は道によって賢し(げいはみちによってかしこし)
- 商売は道によって賢し(しょうばいはみちによってかしこし)
- 死んだ子は賢い(しんだこはかしこい)
- 是非は道によって賢し(ぜひはみちによってかしこし)
- 大賢は愚なるが如し(たいけんはぐなるがごとし)
- 竹林の七賢(ちくりんのしちけん)
「者」を含むことわざ
- 愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来る(あいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる)
- 青表紙を叩いた者にはかなわぬ(あおびょうしをたたいたものにはかなわぬ)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 当たった者のふの悪さ(あたったもののふのわるさ)
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
- 医者と味噌は古いほどよい(いしゃとみそはふるいほどよい)
「伊」を含むことわざ
- 伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
- 遠慮ひだるし伊達寒し(えんりょひだるしだてさむし)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- 伊達の薄着(だてのうすぎ)
- 伊達の素足もないから起こる、あれば天鵞絨の足袋も履く(だてのすあしもないからおこる、あればびろうどのたびもはく)
- 伊達の素足も貧から起こる(だてのすあしもひんからおこる)
- 難波の葦は伊勢の浜荻(なにわのあしはいせのはまおぎ)
「達」を含むことわざ
- 遠慮ひだるし伊達寒し(えんりょひだるしだてさむし)
- 死せる孔明、生ける仲達を走らす(しせるこうめい、いけるちゅうたつをはしらす)
- 達人は大観す(たつじんはたいかんす)
- 棚から落ちた達磨(たなからおちただるま)
- 伊達の薄着(だてのうすぎ)
- 伊達の素足もないから起こる、あれば天鵞絨の足袋も履く(だてのすあしもないからおこる、あればびろうどのたびもはく)
- 伊達の素足も貧から起こる(だてのすあしもひんからおこる)
- 亭主は達者で留守が良い(ていしゅはたっしゃでるすがよい)
- 年寄りて達者なものは口ばかり(としよりてたっしゃなものはくちばかり)