羊頭を掲げて狗肉を売るとは
羊頭を掲げて狗肉を売る
ようとうをかかげてくにくをうる
言葉 | 羊頭を掲げて狗肉を売る |
---|---|
読み方 | ようとうをかかげてくにくをうる |
意味 | 外見は立派に見せかけて、実質が伴わないことのたとえ。
羊の頭を看板に出し、実際には犬の肉を売ることから。 「羊頭を掛けて狗肉を売る」「羊頭狗肉」ともいう。 |
異形 | 羊頭を掛けて狗肉を売る(ようとうをかけてくにくをうる) |
類句 | 看板に偽りあり(かんばんにいつわりあり) |
使用語彙 | 羊頭 |
使用漢字 | 羊 / 頭 / 掲 / 狗 / 肉 / 売 / 掛 |
「羊」を含むことわざ
- 告朔の餼羊(こくさくのきよう)
- 屠所の羊(としょのひつじ)
- 羊をして狼に将たらしむ(ひつじをしておおかみにしょうたらしむ)
- 羊を以て牛に易う(ひつじをもってうしにかう)
- 亡羊の嘆(ぼうようのたん)
- 迷える羊(まよえるひつじ)
「頭」を含むことわざ
- 頭打ちになる(あたまうちになる)
- 頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
- 頭搔くか字を書くか(あたまかくかじをかくか)
- 頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず)
- 頭から(あたまから)
- 頭から水を浴びたよう(あたまからみずをあびたよう)
- 頭から水を掛けられたよう(あたまからみずをかけられたよう)
- 頭から湯気を立てる(あたまからゆげをたてる)
- 頭が上がらない(あたまがあがらない)
- 頭が痛い(あたまがいたい)
「掲」を含むことわざ
- 斧を掲げて淵に入る(おのをかかげてふちにいる)
- 看板を掲げる(かんばんをかかげる)
- 白旗を掲げる(しろはたをかかげる)
- 旗を掲げる(はたをかかげる)
- 羊頭を掲げて狗肉を売る(ようとうをかかげてくにくをうる)
「狗」を含むことわざ
- 狡兎死して走狗烹らる(こうとししてそうくにらる)
- 喪家の狗(そうかのいぬ)
- 鯛なくば狗母魚(たいなくばえそ)
- 天狗になる(てんぐになる)
- 天狗の飛び損ない(てんぐのとびそこない)
- 虎を描いて狗に類す(とらをえがいていぬにるいす)
- 虎を画きて狗に類す(とらをえがきていぬにるいす)
- 竜を画いて狗に類す(りゅうをえがいていぬにるいす)
「肉」を含むことわざ
- 皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を切る(かわをきらせてにくをきり、にくをきらせてほねをきる)
- 苦肉の策(くにくのさく)
- 骨肉相食む(こつにくあいはむ)
- 大豆は畑の肉(だいずははたけのにく)
- 血となり肉となる(ちとなりにくとなる)
- 血湧き肉躍る(ちわきにくおどる)
- 肉が落ちる(にくがおちる)
- 肉付けをする(にくづけをする)
- 肉を斬らせて骨を斬る(にくをきらせてほねをきる)
- 肉を切らせて骨を断つ(にくをきらせてほねをたつ)
「売」を含むことわざ
- 朝酒は門田を売っても飲め(あさざけはかどたをうってものめ)
- 油を売る(あぶらをうる)
- 売られた喧嘩は買わねばならぬ(うられたけんかはかわねばならぬ)
- 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
- 売り言葉に買い言葉(うりことばにかいことば)
- 売り物には花を飾れ(うりものにははなをかざれ)
- 男を売る(おとこをうる)
- 女賢しくて牛売り損なう(おんなさかしくてうしうりそこなう)
- 女賢しゅうして牛売り損なう(おんなさかしゅうしてうしうりそこなう)
- 恩を売る(おんをうる)