告朔の餼羊とは
告朔の餼羊
こくさくのきよう
言葉 | 告朔の餼羊 |
---|---|
読み方 | こくさくのきよう |
意味 | 古くからのしきたりは、むやみに廃止すべきではないということ。また、形式ばかりで実質がないしきたりのこと。
「告朔」は、古代中国で、諸侯が天子から受け取った新しい年の暦をいったん祖先の廟に納め、毎月一日に祭事を行い、その月の暦を国内に施行した儀式のこと。 「餼羊」は、その祭事に供えるいけにえの羊。 告朔の意義が廃れて羊を供える儀式だけが残った時、いけにえを廃止しようとしたが、孔子が告朔の儀式が全て廃れてしまうのを惜しんだという故事から。 |
使用漢字 | 告 / 朔 / 餼 / 羊 |
「告」を含むことわざ
- 告朔の餼羊(こくさくのきよう)
- 名告を上げる(なのりをあげる)
- 風雲急を告げる(ふううんきゅうをつげる)
- 無告の民(むこくのたみ)
「朔」を含むことわざ
- 告朔の餼羊(こくさくのきよう)
- 朔日ごとに餅は食えぬ(ついたちごとにもちはくえぬ)
「餼」を含むことわざ
- 告朔の餼羊(こくさくのきよう)
「羊」を含むことわざ
- 屠所の羊(としょのひつじ)
- 羊をして狼に将たらしむ(ひつじをしておおかみにしょうたらしむ)
- 羊を以て牛に易う(ひつじをもってうしにかう)
- 亡羊の嘆(ぼうようのたん)
- 迷える羊(まよえるひつじ)
- 羊頭を掲げて狗肉を売る(ようとうをかかげてくにくをうる)
- 羊頭を掛けて狗肉を売る(ようとうをかけてくにくをうる)