「掛」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 89 件
「掛」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
頭から水を掛けられたよう(あたまからみずをかけられたよう)
突然起こった恐ろしい出来事に、驚き恐れてぞっとすることのたとえ。 「頭から水を掛けられたよう」ともいう。
圧力を掛ける(あつりょくをかける)
権力や財力などで威圧して、相手を自分の意のままに従わせようとする。
後足で砂を掛ける(あとあしですなをかける)
去り際に迷惑をかけたり、裏切ったりすることのたとえ。 犬などが糞をしたあとに、後ろ足で砂を蹴散らすようすから。
網に掛かった魚(あみにかかったうお)
逃げようとしても逃げ出せないことのたとえ。
言い掛かりを付ける(いいがかりをつける)
こじつけの理由を持ち出して、相手に食ってかかること。 同じような言い方に「いちゃもんを付ける」「因縁を付ける」がある。
鋳掛け屋の天秤棒(いかけやのてんびんぼう)
呼ばれてもいない話に首を突っ込み、人より前へ出たがること。 鋳掛け屋が担ぐ天秤棒は並の物より丈があり、下げた荷よりも先までせり出していたことから。
息が掛かる(いきがかかる)
有力者の影響や支配を受けていること。
行き掛けの駄賃(いきがけのだちん)
あることをするついでに別のことをすること。また、それにより利益を得ること。 「駄賃」は、馬で荷物を運ぶときの運賃のこと。 馬子が問屋に荷物を受け取りに行く時、他の荷物を運んで運賃を得たことから。
腕に縒りを掛ける(うでによりをかける)
自慢の能力を十分に発揮しようと張り切ること。
得手に帆を掛ける(えてにほをかける)
絶好の機会に恵まれ、得意になって事を行うこと。 「得手」は、得意とすること。 「得手に帆を掛ける」ともいう。
エンジンが掛かる(えんじんがかかる)
物事を始める意欲がわくこと。 また、物事が順調に進むこと。
追い打ちを掛ける(おいうちをかける)
弱っているものをさらに攻撃し、打ちのめすこと。
追い込みを掛ける(おいこみをかける)
物事の最後の段階でいっそう力を入れて努力すること。
王手を掛ける(おうてをかける)
成功や勝利まであと一歩の状態になる。 「王手」は、将棋で直接王将を攻める手のこと。
お声が掛かる(おこえがかかる)
目上の人から招待されたり特別な計らいを受けたりすること。
お座敷が掛かる(おざしきがかかる)
芸者や芸人などが客に呼ばれること。 また、会合や宴席などに招待されること。
お目に掛かる(おめにかかる)
お会いする。また、目上の人から認められる。
お目に掛ける(おめにかける)
目上の人にお見せする。ご覧に入れる。
掛かるも引くも折による(かかるもひくもおりによる)
押していくにも身を引くにも、それぞれ頃合いというものがある。合わせ損なえば、どちらも裏目に出る。 「懸かる」は打って出ること。
掛け替えのない(かけがえのない)
ひじょうに大切で、他に代用できるものがないということ。
掛け値なし(かけねなし)
話を誇張したり取り繕ったりせずに、ありのままを言うこと。 「掛け値」は、実際の売り値よりも高くつけた値段の意から。
肩に掛かる(かたにかかる)
ある人が責任や任務などの負担を負わなければならなくなること。
鎌を掛ける(かまをかける)
自分の知りたいことや相手の本音などを聞き出すために、言葉巧みに問いかけること。 鎌で引っ掛けて、相手を引き寄せるとの意から。
神掛けて(かみかけて)
神様に誓って。 自分の言動などに偽りがないことを強調するときに言う言葉。
願を掛ける(がんをかける)
神仏に自分の願い事が叶うように祈ること。 「懸ける」は「掛ける」とも書く。 また「願を起こす」「願を立てる」ともいう。
気合が掛かる(きあいがかかる)
ある物事に全力で取り組もうとする気力がわいている様子。 「気合が掛かる」ともいう。
気合を掛ける(きあいをかける)
精神を集中して力をこめること。 また、叱ったり励ましの言葉をかけたりして発奮させること。 「気合を掛ける」ともいう。
気に掛かる(きにかかる)
心配事があって、心に引っかかっている様子。
気に掛ける(きにかける)
心に留めて心配すること。
口が掛かる(くちがかかる)
芸人などが、客から呼ばれたり仕事の依頼を受けたりすること。
