古木に手を掛くるな、若木に腰掛くるなとは
古木に手を掛くるな、若木に腰掛くるな
ふるきにてをかくるな、わかぎにこしかくるな
言葉 | 古木に手を掛くるな、若木に腰掛くるな |
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読み方 | ふるきにてをかくるな、わかぎにこしかくるな |
意味 | 将来性のないものにかかわりあうべきではなく、また将来性のあるものをあなどったり無理をさせたりしてはいけないというたとえ。
古い木は折れやすいので手をかけてはいけない、若い木は成長の妨げになるので腰掛けてはいけないとの意から。 |
場面用途 | 若さ・若者 |
使用語彙 | 若木 |
使用漢字 | 古 / 木 / 手 / 掛 / 若 / 腰 |
「古」を含むことわざ
- 頭が古い(あたまがふるい)
- 新しい酒を古い革袋に盛る(あたらしいさけをふるいかわぶくろにもる)
- 医者と味噌は古いほどよい(いしゃとみそはふるいほどよい)
- 河童の寒稽古(かっぱのかんげいこ)
- 閑古鳥が鳴く(かんこどりがなく)
- 鞍掛け馬の稽古(くらかけうまのけいこ)
- 古希(こき)
- 古人の糟粕(こじんのそうはく)
- 古人の糟魄(こじんのそうはく)
- しくじるは稽古のため(しくじるはけいこのため)
「木」を含むことわざ
- 足を擂り粉木にする(あしをすりこぎにする)
- 諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 一木いずくんぞ能く大廈を支えん(いちぼくいずくんぞよくたいかをささえん)
- 一木大廈の崩るるを支うる能わず(いちぼくたいかのくずるるをささうるあたわず)
- 移木の信(いぼくのしん)
- 植木屋の庭できが多い(うえきやのにわできがおおい)
- 植木屋の庭で気が多い(うえきやのにわできがおおい)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
「手」を含むことわざ
- 相手変われど手前変わらず(あいてかわれどてまえかわらず)
- 相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
- 相手にとって不足はない(あいてにとってふそくはない)
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 相手のない喧嘩はできぬ(あいてのないけんかはできぬ)
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 合いの手を入れる(あいのてをいれる)
- 赤子の手をねじる(あかごのてをねじる)
- 赤子の手を捩じるよう(あかごのてをねじるよう)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
「掛」を含むことわざ
- 頭から水を掛けられたよう(あたまからみずをかけられたよう)
- 圧力を掛ける(あつりょくをかける)
- 網に掛かった魚(あみにかかったうお)
- 言い掛かりを付ける(いいがかりをつける)
- 息が掛かる(いきがかかる)
- 行き掛けの駄賃(いきがけのだちん)
- 腕に縒りを掛ける(うでによりをかける)
- 得手に帆を掛ける(えてにほをかける)
- エンジンが掛かる(えんじんがかかる)
- 追い打ちを掛ける(おいうちをかける)
「若」を含むことわざ
- いずれ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)
- 気が若い(きがわかい)
- 子を知ること父に若くはなし(こをしることちちにしくはなし)
- 五指のこもごも弾くは捲手の一挃に若かず(ごしのこもごもはじくはけんしゅのいっちつにしかず)
- 駟の隙を過ぐるが若し(しのげきをすぐるがごとし)
- 矯めるなら若木のうち(ためるならわかぎのうち)
- 年寄りの物忘れ、若者の無分別(としよりのものわすれ、わかもののむふんべつ)
- 苗の莠有るが若し(なえのゆうあるがごとし)
- 藪の外でも若竹育つ(やぶのそとでもわかたけそだつ)