矯めるなら若木のうちとは
矯めるなら若木のうち
ためるならわかぎのうち
言葉 | 矯めるなら若木のうち |
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読み方 | ためるならわかぎのうち |
意味 | 樹木の枝などの形を整えるなら柔らかい若木のうちにせよということ。
人間の悪い癖や欠点なども若いうちになおすのがよいというたとえ。 「矯める」は曲げたり伸ばしたりして形を整えること。 |
場面用途 | 若さ・若者 |
類句 | 老い木は曲がらぬ(おいきはまがらぬ) |
彼岸過ぎての麦の肥、三十過ぎての男に意見 | |
人の意見は四十まで(ひとのいけんはしじゅうまで) | |
使用語彙 | 若木 |
使用漢字 | 矯 / 若 / 木 |
「矯」を含むことわざ
- 枝を矯めて花を散らす(えだをためてはなをちらす)
- 矯めつ眇めつ(ためつすがめつ)
- 矯めるなら若木のうち(ためるならわかぎのうち)
- 角を矯めて牛を殺す(つのをためてうしをころす)
「若」を含むことわざ
- いずれ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)
- 気が若い(きがわかい)
- 子を知ること父に若くはなし(こをしることちちにしくはなし)
- 五指のこもごも弾くは捲手の一挃に若かず(ごしのこもごもはじくはけんしゅのいっちつにしかず)
- 駟の隙を過ぐるが若し(しのげきをすぐるがごとし)
- 年寄りの物忘れ、若者の無分別(としよりのものわすれ、わかもののむふんべつ)
- 苗の莠有るが若し(なえのゆうあるがごとし)
- 古木に手を掛くるな、若木に腰掛くるな(ふるきにてをかくるな、わかぎにこしかくるな)
- 藪の外でも若竹育つ(やぶのそとでもわかたけそだつ)