角を矯めて牛を殺すとは
角を矯めて牛を殺す
つのをためてうしをころす
言葉 | 角を矯めて牛を殺す |
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読み方 | つのをためてうしをころす |
意味 | わずかな欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまうたとえ。
「矯める」は、矯正すること。 曲がっている牛の角をまっすぐに直そうとして、牛を死なせてしまうことから。 「角を直して牛を殺す」ともいう。 |
異形 | 角を直して牛を殺す(つのをなおしてうしをころす) |
場面用途 | 牛 |
類句 | 枝を矯めて花を散らす(えだをためてはなをちらす) |
葉を欠いて根を断つ(はをかいてねをたつ) | |
使用語彙 | 牛 |
使用漢字 | 角 / 矯 / 牛 / 殺 / 直 |
「角」を含むことわざ
- 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
- 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
- 鬼も角折る(おにもつのおる)
- 蝸角の争い(かかくのあらそい)
- 蝸牛、角上の争い(かぎゅう、かくじょうのあらそい)
- 角が立つ(かどがたつ)
- 角が取れる(かどがとれる)
- 角番に立つ(かどばんにたつ)
- 角を立てる(かどをたてる)
- 圭角が取れる(けいかくがとれる)
「矯」を含むことわざ
- 枝を矯めて花を散らす(えだをためてはなをちらす)
- 矯めつ眇めつ(ためつすがめつ)
- 矯めるなら若木のうち(ためるならわかぎのうち)
- 角を矯めて牛を殺す(つのをためてうしをころす)
「牛」を含むことわざ
- 商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
- 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 牛の歩み(うしのあゆみ)
- 牛の一散(うしのいっさん)
- 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
- 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
- 牛の涎(うしのよだれ)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
「殺」を含むことわざ
- 欠伸を嚙み殺す(あくびをかみころす)
- 息を殺す(いきをころす)
- 馬は飼い殺せ、子供は教え殺せ(うまはかいころせ、こどもはおしえころせ)
- 窮鳥懐に入れば猟師も殺さず(きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず)
- 金の卵を産む鵞鳥を殺すな(きんのたまごをうむがちょうをころすな)
- 薬師は人を殺せど薬人を殺さず(くすしはひとをころせどくすりひとをころさず)
- 薬人を殺さず、薬師人を殺す(くすりひとをころさず、くすしひとをころす)
- 食わぬ殺生(くわぬせっしょう)
- 声を殺す(こえをころす)
- 子供は教え殺せ、馬は飼い殺せ(こどもはおしえころせ、うまはかいころせ)