尺を枉げて尋を直くすとは
尺を枉げて尋を直くす
しゃくをまげてじんをなおくす
言葉 | 尺を枉げて尋を直くす |
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読み方 | しゃくをまげてじんをなおくす |
意味 | 大事のために小事を犠牲にすること。
「尋」は、八尺。 一尺を曲げてでも尋(八尺)をまっすぐに伸ばすとの意から。 |
出典 | 『孟子』 |
類句 | 寸を曲げて尺を伸ぶ(すんをまげてしゃくをのぶ) |
小を捨てて大に就く(しょうをすててだいにつく) | |
小の虫を殺して大の虫を助ける(しょうのむしをころしてだいのむしをたすける) | |
使用語彙 | 枉げて |
使用漢字 | 尺 / 枉 / 尋 / 直 |
「尺」を含むことわざ
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 一寸延びれば尺(いっすんのびればしゃく)
- 九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)
- 虚無僧に尺八(こむそうにしゃくはち)
- 三尺下がって師の影を踏まず(さんじゃくさがってしのかげをふまず)
- 三寸の舌に五尺の身を亡ぼす(さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす)
- 咫尺(しせき)
- 咫尺(しせき)
- 咫尺を弁せず(しせきをべんせず)
- 七尺去って師の影を踏まず(しちしゃくさってしのかげをふまず)
「枉」を含むことわざ
- 枉駕(おうが)
- 駕を枉げる(がをまげる)
- 尺を枉げて尋を直くす(しゃくをまげてじんをなおくす)
「尋」を含むことわざ
- 一寸延びれば尋(いっすんのびればひろ)
- 一寸延びれば尋延びる(いっすんのびればひろのびる)
- 金の草鞋で尋ねる(かねのわらじでたずねる)
- 尺を枉げて尋を直くす(しゃくをまげてじんをなおくす)
- 七度尋ねて人を疑え(ななたびたずねてひとをうたがえ)
- 七尋の島に八尋の船を隠す(ななひろのしまにやひろのふねをかくす)