帆掛け船に艪を押すとは
帆掛け船に艪を押す
ほかけぶねにろをおす
言葉 | 帆掛け船に艪を押す |
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読み方 | ほかけぶねにろをおす |
意味 | 勢いのあるものに、さらに力を加えることのたとえ。
帆に風を受けて走る舟に、さらに艪を使うとの意から。 |
類句 | 駆け馬に鞭 |
飛脚に三里の灸(ひきゃくにさんりのきゅう) | |
虎に翼(とらにつばさ) | |
流れに棹さす(ながれにさおさす) | |
使用語彙 | 押す |
使用漢字 | 帆 / 掛 / 船 / 艪 / 押 |
「帆」を含むことわざ
- 得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)
- 得手に帆を掛ける(えてにほをかける)
- 追風に帆を揚げる(おいてにほをあげる)
- 順風に帆を上げる(じゅんぷうにほをあげる)
- 船は帆でもつ、帆は船でもつ(ふねはほでもつ、ほはふねでもつ)
- 舟は帆任せ、帆は風任せ(ふねはほまかせ、ほはかぜまかせ)
「掛」を含むことわざ
- 頭から水を掛けられたよう(あたまからみずをかけられたよう)
- 圧力を掛ける(あつりょくをかける)
- 網に掛かった魚(あみにかかったうお)
- 言い掛かりを付ける(いいがかりをつける)
- 息が掛かる(いきがかかる)
- 行き掛けの駄賃(いきがけのだちん)
- 腕に縒りを掛ける(うでによりをかける)
- 得手に帆を掛ける(えてにほをかける)
- エンジンが掛かる(えんじんがかかる)
- 追い打ちを掛ける(おいうちをかける)
「船」を含むことわざ
- 磯際で船を破る(いそぎわでふねをやぶる)
- 入り船あれば出船あり(いりふねあればでふねあり)
- 入り船に良い風出船に悪い(いりふねによいかぜでふねにわるい)
- 大船に乗った気持ち(おおぶねにのったきもち)
- 大船に乗ったよう(おおぶねにのったよう)
- 大船に乗る(おおぶねにのる)
- 親船に乗ったよう(おやぶねにのったよう)
- 親船に乗る(おやぶねにのる)
- 川口で船を破る(かわぐちでふねをわる)
- 小船の宵拵え(こぶねのよいごしらえ)
「艪」を含むことわざ
- 帆掛け船に艪を押す(ほかけぶねにろをおす)
- 艪櫂の立たぬ海もなし(ろかいのたたぬうみもなし)
- 艪も櫂も立たぬ(ろもかいもたたぬ)
- 艪を押して櫂は持たれぬ(ろをおしてかいはもたれぬ)