蛙は口から呑まるるとは
蛙は口から呑まるる
かえるはくちからのまるる
言葉 | 蛙は口から呑まるる |
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読み方 | かえるはくちからのまるる |
意味 | 余計なことを言ったために、災いを招いてしまうことのたとえ。
蛙は鳴き声をだすことから蛇に気づかれ、吞み込まれてしまう意から。 |
異形 | 蛙は口ゆえ蛇に呑まるる(かえるはくちゆえへびにのまるる) |
類句 | 雉も鳴かずば撃たれまい(きじもなかずばうたれまい) |
口は禍の門(くちはわざわいのもん) | |
使用語彙 | 蛙 |
使用漢字 | 蛙 / 口 / 呑 / 蛇 |
「蛙」を含むことわざ
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 蛙が飛べば石亀も地団駄(かえるがとべばいしがめもじだんだ)
- 蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)
- 蛙の面に水(かえるのつらにみず)
- 蛙の目借り時(かえるのめかりどき)
- 坎井の蛙(かんせいのあ)
- 井蛙(せいあ)
- 井底の蛙(せいていのあ)
「口」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにはとはたてられぬ)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- 開いた口へ餅(あいたくちへもち)
- あったら口に風邪ひかす(あったらくちにかぜひかす)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 可惜口に風ひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
「呑」を含むことわざ
- 網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)
- 息を呑む(いきをのむ)
- 鵜の真似をする烏水を呑む(うのまねをするからすみずをのむ)
- 鵜呑みにする(うのみにする)
- 恨みを呑む(うらみをのむ)
- 固唾を呑む(かたずをのむ)
- 気を呑まれる(きをのまれる)
- 声を呑む(こえをのむ)