紙一重の差とは
紙一重の差
かみひとえのさ

言葉 | 紙一重の差 |
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読み方 | かみひとえのさ |
意味 | 差が極めてわずかなこと。
単に「紙一重」ともいう。 |
異形 | 紙一重(かみひとえ) |
使用語彙 | 紙 / 一 / 差 |
使用漢字 | 紙 / 一 / 重 / 差 |
「紙」を含むことわざ
- 青表紙を叩いた者にはかなわぬ(あおびょうしをたたいたものにはかなわぬ)
- 油紙に火が付いたよう(あぶらがみにひがついたよう)
- 油紙に火の付いたよう(あぶらがみにひのついたよう)
- 油紙へ火の付いたよう(あぶらがみへひのついたよう)
- 一枚の紙にも裏表(いちまいのかみにもうらおもて)
- 薄紙を剝ぐよう(うすがみをはぐよう)
- 折り紙付き(おりがみつき)
- 折り紙を付ける(おりがみをつける)
- 紙子着て川へ入る(かみこきてかわへはいる)
- 紙子着て川へはまる(かみこきてかわへはまる)
- 眼光、紙背に徹す(がんこう、しはいにてっす)
- 眼光紙背に徹る(がんこうしはいにとおる)
- 紙上を賑わす(しじょうをにぎわす)
- 唐紙、唐紙、仮名で書け(とうし、からかみ、かなでかけ)
- 濡れ紙を剝がすよう(ぬれがみをはがすよう)
- 白紙で臨む(はくしでのぞむ)
- 横紙破り(よこがみやぶり)
- 洛陽の紙価を高める(らくようのしかをたかめる)
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 一応も二応も(いちおうもにおうも)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- 一か八か(いちかばちか)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
- 一から十まで(いちからじゅうまで)
- 一議に及ばず(いちぎにおよばず)
- 一工面、二働き(いちくめん、にはたらき)
- 一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
- 一言もない(いちごんもない)
- 一事が万事(いちじがばんじ)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一日の計は晨にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり(いちじつのけいはあしたにあり、いちねんのけいはがんたんにあり)
- 一日の長(いちじつのちょう)
- 一日再び晨なり難し(いちじつふたたびあしたなりがたし)
- 一字の師(いちじのし)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 一段落つく(いちだんらくつく)
「重」を含むことわざ
- 足が重い(あしがおもい)
- おじを見ると荷が重い(おじをみるとにがおもい)
- 重きを置く(おもきをおく)
- 重きを成す(おもきをなす)
- 重荷に小づけ(おもににこづけ)
- 重荷を下ろす(おもにをおろす)
- 鼎の軽重を問う(かなえのけいちょうをとう)
- 軽い返事に重い尻(かるいへんじにおもいしり)
- 気が重い(きがおもい)
- 口が重い(くちがおもい)
- 口は重宝(くちはちょうほう)
- 心が重い(こころがおもい)
- 腰が重い(こしがおもい)
- 小楊枝で重箱の隅をほじくる(こようじでじゅうばこのすみをほじくる)
- 五重の塔も下から組む(ごじゅうのとうもしたからくむ)
- 死は或は泰山より重く、或は鴻毛より軽し(しはあるいはたいざんよりおもく、あるいはこうもうよりかろし)
- 尻が重い(しりがおもい)
- 地獄は壁一重(じごくはかべひとえ)
- 重点を置く(じゅうてんをおく)
- 重箱の隅は杓子で払え(じゅうばこのすみはしゃくしではらえ)
- 重箱の隅を突つっつく(じゅうばこのすみをつっつく)
- 重箱の隅を楊枝でほじくる(じゅうばこのすみをようじでほじくる)
- 擂り粉木で重箱洗う(すりこぎでじゅうばこあらう)
- 盛年重ねて来らず(せいねんかさねてきたらず)
- 千鈞の重み(せんきんのおもみ)
- 然諾を重んずる(ぜんだくをおもんずる)
- 誰でも自分の荷が一番重いと思う(だれでもじぶんのにがいちばんおもいとおもう)
- 知恵と力は重荷にならぬ(ちえとちからはおもににならぬ)
「差」を含むことわざ
- 嫌気が差す(いやけがさす)
- 噂をすれば影が差す(うわさをすればかげがさす)
- 雲泥の差(うんでいのさ)
- 影が差す(かげがさす)
- 気が差す(きがさす)
- 差しつ差されつ(さしつさされつ)
- 差し出る杭は打たれる(さしでるくいはうたれる)
- タッチの差(たっちのさ)
- 大丈夫、金の脇差(だいじょうぶ、かねのわきざし)
- 手を差し伸べる(てをさしのべる)
- 流れに棹差す(ながれにさおさす)
- 抜き足差し足(ぬきあしさしあし)
- 抜き足差し足忍び足(ぬきあしさしあししのびあし)
- 抜き差しならない(ぬきさしならない)
- 人事言えば影が差す(ひとごといえばかげがさす)
- 魔が差す(まがさす)
- 水を差す(みずをさす)
- 指を差す(ゆびをさす)