始めは処女の如く後は脱兎の如し
ことわざ「始めは処女の如く後は脱兎の如し」の意味・読み方を解説します。
始めは処女の如く後は脱兎の如し
はじめはしょじょのごとくのちはだっとのごとし
| 言葉 | 始めは処女の如く後は脱兎の如し |
|---|---|
| 読み方 | はじめはしょじょのごとくのちはだっとのごとし |
| 意味 | かかりは物慣れぬふうを装って相手の身構えを解き、隙ができた途端に手のつけようもない速さで畳みかける。
もとは戦いの運びを説いた言葉だが、のちには足の速さひとつを言うだけの場面にも回された。 |
| 出典 | 『孫子』九地 |
| 場面 | 戦闘 / 策略 / 女 |
| 使用語彙 | 始め / 処女 / 如く / 脱兎 / 如し |
| 使用漢字 | 始 / 処 / 女 / 如 / 後 / 脱 / 兎 |
「始」を含むことわざ
- 愛は憎悪の始め(あいはぞうおのはじめ)
- 逢うは別れの始め(あうはわかれのはじめ)
- 朝起き三両始末五両(あさおきさんりょうしまつごりょう)
- 嘘つきは泥棒の始まり(うそつきはどろぼうのはじまり)
- 隗より始めよ(かいよりはじめよ)
- 兄弟は他人の始まり(きょうだいはたにんのはじまり)
- 始末が悪い(しまつがわるい)
- 始末に負えない(しまつにおえない)
- 始末を付ける(しまつをつける)
- 小人は始め有りて終わり無し(しょうじんははじめありておわりなし)
「処」を含むことわざ
- 錐の嚢中に処るが如し(きりののうちゅうにおるがごとし)
- 現世安穏、後生善処(げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ)
- 此処で会ったが百年目(ここであったがひゃくねんめ)
- 此処ばかりに日は照らぬ(ここばかりにひはてらぬ)
- 此処までお出で、甘酒進じょ(ここまでおいで、あまざけしんじょ)
- 首足処を異にす(しゅそくところをことにす)
- 蝨は頭に処りて黒し(しらみはかしらにおりてくろし)
- 身首処を異にす(しんしゅところをことにす)
- 地獄も住み処(じごくもすみか)
- 終の住処(ついのすみか)
「女」を含むことわざ
- 商人の空誓文と女の怖いは皆嘘(あきんどのそらせいもんとおんなのこわいはみなうそ)
- 悪女の賢者ぶり(あくじょのけんじゃぶり)
- 悪女の深情け(あくじょのふかなさけ)
- 悪女は鏡を疎む(あくじょはかがみをうとむ)
- 朝雨は女の腕まくり(あさあめはおんなのうでまくり)
- 東男に京女(あずまおとこにきょうおんな)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
- 厭じゃ厭じゃは女の癖(いやじゃいやじゃはおんなのくせ)
- 入り鉄砲に出女(いりでっぽうにでおんな)
「如」を含むことわざ
- 油に水の混じる如し(あぶらにみずのまじるごとし)
- 雨、車軸の如し(あめ、しゃじくのごとし)
- 危うきこと虎の尾を踏むが如し(あやうきこととらのおをふむがごとし)
- 危うきこと累卵の如し(あやうきことるいらんのごとし)
- 蟻の甘きにつくが如し(ありのあまきにつくがごとし)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 如何せん(いかんせん)
- 市に帰するが如し(いちにきするがごとし)
- 一利を興すは一害を除くに如かず(いちりをおこすはいちがいをのぞくにしかず)
- 一見、旧の如し(いっけん、きゅうのごとし)
「後」を含むことわざ
- 明後日の方(あさってのほう)
- 後足で砂をかける(あとあしですなをかける)
- 後味が悪い(あとあじがわるい)
- 後押しをする(あとおしをする)
- 後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)
- 後がない(あとがない)
- 後釜に据える(あとがまにすえる)
- 後釜に座る(あとがまにすわる)
- 後先になる(あとさきになる)
- 後先見ず(あとさきみず)
「脱」を含むことわざ
- 穎脱(えいだつ)
- 逢うた時に笠を脱げ(おうたときにかさをぬげ)
- 片肌脱ぐ(かたはだぬぐ)
- 兜を脱ぐ(かぶとをぬぐ)
- 裃を脱ぐ(かみしもをぬぐ)
- 旧套を脱する(きゅうとうをだっする)
- 虎口を脱する(ここうをだっする)
- シャッポを脱ぐ(しゃっぽをぬぐ)
- 手套を脱す(しゅとうをだっす)
- 脱兎の勢い(だっとのいきおい)
