痩せ馬鞭を恐れずとは
痩せ馬鞭を恐れず
やせうまむちをおそれず
言葉 | 痩せ馬鞭を恐れず |
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読み方 | やせうまむちをおそれず |
意味 | こき使われて疲れた馬は鞭で打たれることに慣れてしまい、鞭を恐れなくなり主人の命令を聞かない。
同じように、生活に困っている人間も刑罰を恐れずに悪事を働くということ。 |
場面用途 | 馬 |
類句 | 飢えたる犬は棒を恐れず(うえたるいぬはぼうをおそれず) |
使用語彙 | 馬 / 鞭 / 恐れ |
使用漢字 | 痩 / 馬 / 鞭 / 恐 |
「痩」を含むことわざ
- 家の前の痩せ犬(うちのまえのやせいぬ)
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 猫が肥えれば鰹節が痩せる(ねこがこえればかつおぶしがやせる)
- 痩せ腕にも骨(やせうでにもほね)
- 痩せ馬に重荷(やせうまにおもに)
- 痩せ我慢は貧から起こる(やせがまんはひんからおこる)
- 痩せても枯れても(やせてもかれても)
- 痩せの大食い(やせのおおぐい)
- 痩せ法師の酢好み(やせほうしのすごのみ)
「馬」を含むことわざ
- 秋高く馬肥ゆ(あきたかくうまこゆ)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
「鞭」を含むことわざ
- 愛の鞭(あいのむち)
- 飴と鞭(あめとむち)
- 駆け馬に鞭(かけうまにむち)
- 駆ける馬にも鞭(かけるうまにもむち)
- 屍に鞭打つ(しかばねにむちうつ)
- 死屍に鞭打つ(ししにむちうつ)
- 死者に鞭打つ(ししゃにむちうつ)
- 先鞭を着ける(せんべんをつける)
- 駑馬に鞭打つ(どばにむちうつ)
- 走り馬にも鞭(はしりうまにもむち)