飢えたる犬は棒を恐れずとは
飢えたる犬は棒を恐れず
うえたるいぬはぼうをおそれず
言葉 | 飢えたる犬は棒を恐れず |
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読み方 | うえたるいぬはぼうをおそれず |
意味 | 生活に困った人間は、危険な事や悪い事をするのを恐れないことのたとえ。
飢えた犬は、人間が棒を持っていても恐れずに、食べ物にありつこうとするという意味から。 |
場面用途 | 危険 |
類句 | 痩せ馬鞭を恐れず(やせうまむちをおそれず) |
使用語彙 | 飢え / 恐れ |
使用漢字 | 飢 / 犬 / 棒 / 恐 |
「飢」を含むことわざ
- 飢えたる犬は棒を恐れず(うえたるいぬはぼうをおそれず)
- 飢えたる時は食を択ばず(うえたるときはしょくをえらばず)
- 飢えては食を択ばず(うえてはしょくをえらばず)
- 飢饉は海から(ききんはうみから)
- 鷹は飢えても穂を摘まず(たかはうえてもほをつまず)
- 血に飢える(ちにうえる)
「犬」を含むことわざ
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)
- 犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)
- 犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)
- 犬と猿(いぬとさる)
- 犬に論語(いぬにろんご)
- 犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)
- 犬は人につき猫は家につく(いぬはひとにつきねこはいえにつく)
- 犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ(いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ)
- 犬骨折って鷹の餌食(いぬほねおってたかのえじき)
「棒」を含むことわざ
- 足が棒になる(あしがぼうになる)
- 足を棒にする(あしをぼうにする)
- 後棒を担ぐ(あとぼうをかつぐ)
- 争い果てての棒乳切り(あらそいはててのぼうちぎり)
- 犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)
- 嘘つきは泥棒の始まり(うそつきはどろぼうのはじまり)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- お先棒を担ぐ(おさきぼうをかつぐ)
- 鬼に金棒(おににかなぼう)