煙霞の痼疾について
煙霞の痼疾
えんかのこしつ

言葉 | 煙霞の痼疾 |
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読み方 | えんかのこしつ |
意味 | 自然の風景に心ひかれて旅を好む習性のこと。「煙霞」は、自然の風景。「痼疾」はなかなか治らない病気。自然の美しい風景を愛し、旅に出ることが治りにくい病気のようになっているという意から。 |
出典 | - |
類句 | 煙霞の癖 |
使用されている漢字
「煙」を含むことわざ
油を以って油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)
油を使って油煙を落とすように、同種のものをうまく利用して効果を上げることのたとえ。
煙幕を張る(えんまくをはる)
真意を悟られないように、曖昧な言い方をしたり、問題をすり替えたりしてごまかすこと。
三遍回って煙草にしょ(さんべんまわってたばこにしょ)
休むことを急がずに、手落ちのないように念には念を入れよということ。夜回りを三遍してから休憩しようという意から。
眠い煙い寒い(ねむいけむいさむい)
人間が我慢しにくいことを調子よく並べたことば。
馬鹿と煙は高いところへ上る(ばかとけむりはたかいところへのぼる)
愚か者はおだてにのりやすいというたとえ。
人と煙草の良し悪しは煙になって後の世に出る(ひととたばこのよしあしはけむりになってのちのよにでる)
「霞」を含むことわざ
煙霞の痼疾(えんかのこしつ)
霞に千鳥(かすみにちどり)
ふさわしくないことのたとえ。また、あり得ないことのたとえ。霞は春のもの、千鳥は冬のものということから。
霞を食う(かすみをくう)
俗世間を超越した生き方をすること。 仙人が、霞を食べて生きていると言われたことから。
雲を霞(くもをかすみ)
一目散に逃げて姿が見えなくなることのたとえ。
「痼」を含むことわざ
煙霞の痼疾(えんかのこしつ)