「言」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 175 件
「言」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
ああ言えばこう言う(ああいえばこういう)
一つ諭せば一つ言い返し、いくら重ねても相手の言い分が尽きないさま。 言うだけ無駄だと、諭す側が根負けしてしまう状態をいう。
合言葉にする(あいことばにする)
仲間うちで、自分たちの目標や主張を表した言葉を決めて掲げる。
呆れて物が言えない(あきれてものがいえない)
あまりのひどさにあっけに取られて、何も言えないようす。声もでないようす。
明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
先のことはわからない。未来のことは予測できないというたとえ。
あっと言う間(あっというま)
「あっ」と驚いている間ほどの、ほんの短い時間のこと。
あっと言わせる(あっといわせる)
想像もしていないような意外なことをして、周囲の人を驚かせたり、感心させたりする。
後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)
上品ぶった言葉や、うわべだけ飾った体裁だけのお世辞は、すぐに化けの皮がはがれるということ。「正月言葉」は正月に使う体裁ぶった言葉の意で、上品ぶった使いなれない言葉のこと。
穴を掘って言い入れる(あなをほっていいいれる)
人に言えない悲しいこと悔しいことを、穴を掘って思いっきり言えば、気持ちが楽になるということ。
有り体に言う(ありていにいう)
ありのままを言うこと。うそ偽りなく述べること。
言い得て妙(いいえてみょう)
的確で巧みに言い表している。
言い掛かりを付ける(いいがかりをつける)
こじつけの理由を持ち出して、相手に食ってかかること。 同じような言い方に「いちゃもんを付ける」「因縁を付ける」がある。
言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
多少筋が通らない意見でも、たくさんしゃべる人の意見に賛同する人が増え、結局は支持されるようになるということ。つまり、黙っていては、どんな良い意見も人には伝わらないということ。
言いたいことは明日言え(いいたいことはあすいえ)
言いたいと思ったことは、その場で口にせず一日おく。翌日になってもなお言うべきだと思えるなら、それは言ってよい言葉である。
言い出しこき出し笑い出し(いいだしこきだしわらいだし)
臭いと最初に言い出した者、笑い出した者が、おならをした犯人であるということ。転じて、人から聞いたと噂話を話す人が、噂を作り出した張本人であることが多いというたとえ。
言い含める(いいふくめる)
よく分かるように話して聞かせる。納得させる。
「事情を[言い含める]」言い寄る(いいよる)
仲良くなろうとして異性に近付く。くどく。
「異性に[言い寄る]」言う口の下から(いうくちのしたから)
言ったとたんに。言ったすぐあとから。 単に「口の下から」ともいう。
言うことなし(いうことなし)
非の打ち所がない。申し分がない。
言うた損より言わぬ損が少ない(いうたそんよりいわぬそんがすくない)
しゃべり過ぎに注意せよという戒めの言葉。 言い過ぎや言い間違いから受ける損より、黙っていたために受ける損のほうが少ないとの意から。
言うだけ野暮(いうだけやぼ)
誰もが言わなくても承知していることを、わざわざ口に出すのは愚かしいということ。
言うと行うとは別問題である(いうとおこなうとはべつもんだいである)
口で言うことと、それを実行することとは別で、言葉通りに実践するのは難しいということ。
言う勿れ、今日学ばずして来日ありと(いうなかれ、こんにちまなばずしてらいじつありと)
明日があるからといって、今日学ぶべきことを後回しにしてはいけない。学びはその時その時で真剣に取り組むべきであるということ。 朱熹が若者に対して学問に励む心構えを説いたもの。 さらにこの後に「謂う勿れ、今年学ばずして来年ありと」と続く。 「謂う」は「言う」とも書く。
言うなれば(いうなれば)
口に出して言ってみれば。たとえて言えば。
言うに言われぬ(いうにいわれぬ)
言葉ではうまく表現することが出来ないこと。 また、差し障りがあり、言いたくても言うことが出来ないこと。
言うに落ちず語るに落ちる(いうにおちずかたるにおちる)
問い詰められるうちはこらえられるのに、自分の調子で語りだしたとたん、肝心なところがこぼれる。 気を張っていない場面でこそ、口はゆるむ。 「落ちる」は本当のことを吐く意。 単に「語るに落ちる」ともいう。
言うに及ばず(いうにおよばず)
わざわざ言う必要がない。言うまでもない。
言うに事欠いて(いうにことかいて)
他の言い方があるだろうに。また、他の話題があるだろうに。 非難の気持ちを込めて言う語。
言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
口で唱えるだけならいくらでもできるが、そのとおりに身を動かすとなると容易ではない。 立派なことを言う者が必ずしも徳のある者とは限らないのはそのためだ、と説かれた言葉。
言うまいと思えど今朝の寒さかな(いうまいとおもえどけさのさむさかな)
どうしようもない寒さだと分かりつつも、今朝の寒さに耐えられず、思わず「寒い」と言葉に出してしまった気持ちを詠んだもの。
言うまでもない(いうまでもない)
明白であるため、特に説明する必要がないこと。分かりきっていていう必要がないこと。
