地蔵は言わぬが我言うなとは
地蔵は言わぬが我言うな
じぞうはいわぬがわれいうな
言葉 | 地蔵は言わぬが我言うな |
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読み方 | じぞうはいわぬがわれいうな |
意味 | 秘密を打ち明けたあと、相手に口止めしながら、自分が人にしゃべってしまう人間に対していう戒めの言葉。悪事を働いた者が、道端の地蔵に「どうか黙っていて下さい」とお願いしたところ「俺は言わぬがわれ言うな」と地蔵が答えたという昔話から。 |
類句 | 俺は言わぬがわれ言うな(おれはいわぬがわれいうな) |
使用語彙 | 地蔵 / 言う |
使用漢字 | 地 / 蔵 / 言 / 我 |
「地」を含むことわざ
- 足が地に付かない(あしがちにつかない)
- 足が地に着かない(あしがちにつかない)
- あって地獄、なくて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 雨降って地固まる(あめふってじかたまる)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 意気地がない(いくじがない)
- 石亀の地団駄(いしがめのじだんだ)
- 石亀も地団駄(いしがめもじだんだ)
- 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
- 意地が汚い(いじがきたない)
「蔵」を含むことわざ
- 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
- お蔵になる(おくらになる)
- 借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔(かりるときのじぞうがお、かえすときのえんまがお)
- 借りる時の地蔵顔、済す時の閻魔顔(かりるときのじぞうがお、なすときのえんまがお)
- 下戸の建てたる蔵もなし(げこのたてたるくらもなし)
- 地蔵の顔も三度(じぞうのかおもさんど)
- 千の蔵より子は宝(せんのくらよりこはたから)
- 損と元値で蔵を建て(そんともとねでくらをたて)
- 腹の立つように家蔵建たぬ(はらのたつようにいえくらたたぬ)
「言」を含むことわざ
- ああ言えばこう言う(ああいえばこういう)
- 合言葉にする(あいことばにする)
- 呆れて物が言えない(あきれてものがいえない)
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- あっと言う間(あっというま)
- あっと言わせる(あっといわせる)
- 後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)
- 穴を掘って言い入れる(あなをほっていいいれる)
- 有り体に言う(ありていにいう)
- 言い得て妙(いいえてみょう)