鑿と言えば槌とは
鑿と言えば槌
のみといえばつち

言葉 | 鑿と言えば槌 |
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読み方 | のみといえばつち |
意味 | 万事に気が利くこと。また、気を利かすべきだという教え。
鑿をくれと言われれば、それを使う時に必要な槌も一緒に渡すとの意から。 |
使用されている漢字
「鑿」を含むことわざ
鑿と言えば槌(のみといえばつち)
「言」を含むことわざ
ああ言えばこう言う(ああいえばこういう)
人の意見や忠告などに対して、素直に従わずあれこれと理屈をこねること。
合言葉にする(あいことばにする)
仲間うちで、自分たちの目標や主張を表した言葉を決めて掲げる。 「大会優勝を合言葉にして練習に取り組む」
呆れて物が言えない(あきれてものがいえない)
あまりのひどさにあっけに取られて、何も言えないようす。声もでないようす。
明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
先のことはわからない。未来のことは予測できないというたとえ。
あっと言わせる(あっといわせる)
想像もしていないような意外なことをして、周囲の人を驚かせたり、感心させたりする。
「槌」を含むことわざ
相槌を打つ(あいづちをうつ)
相手の話に調子を合わせて頷くこと。「相槌」は鍛冶仕事で鉄を鍛える時、相方と向かい合い交互に槌を打ち合わせること。
金槌の川流れ(かなづちのかわながれ)
人に頭が上がらないことのたとえ。また、出世する見込みがないことのたとえ。水に入れた金槌は、柄は浮くが頭の部分は沈むことから。
下種は槌で使え(げすはつちでつかえ)
愚かな者は、道理を説明してもなかなか理解しないため、叩いたり叱りつけたりして使わなければならないという教え。
大地に槌(だいちにつち)
まるで大地を槌で打つように、確実で絶対に失敗しないことのたとえ。 「槌で大地を叩く」「地を打つ槌」ともいう。
槌で庭掃く(つちでにわはく)
急な来客にあわてふためきながらも手厚くもてなそうとすることのたとえ。 「横槌で庭掃く」「才槌で庭掃く」ともいう。
鉄槌を下す(てっついをくだす)
この上なく厳しい罰を与えること。 「鉄槌」は大きな金槌のこと。
ことわざ検索ランキング01/27更新