言葉は国の手形とは
言葉は国の手形
ことばはくにのてがた
言葉 | 言葉は国の手形 |
---|---|
読み方 | ことばはくにのてがた |
意味 | 言葉のなまりは通行手形のように、その人の生まれ育った場所を示すということ。
「訛りは国の手形」「方言は国の手形」ともいう。 |
異形 | 訛りは国の手形(なまりはくにのてがた) |
方言は国の手形(ほうげんはくにのてがた) | |
使用語彙 | 言葉 |
使用漢字 | 言 / 葉 / 国 / 手 / 形 / 訛 / 方 |
「言」を含むことわざ
- ああ言えばこう言う(ああいえばこういう)
- 合言葉にする(あいことばにする)
- 呆れて物が言えない(あきれてものがいえない)
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- あっと言う間(あっというま)
- あっと言わせる(あっといわせる)
- 後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)
- 穴を掘って言い入れる(あなをほっていいいれる)
- 有り体に言う(ありていにいう)
- 言い得て妙(いいえてみょう)
- 言い掛かりを付ける(いいがかりをつける)
- 言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
- 言いたいことは明日言え(いいたいことはあすいえ)
- 言い出しこき出し笑い出し(いいだしこきだしわらいだし)
- 言い含める(いいふくめる)
- 言い含める(いいふくめる)
- 言い寄る(いいよる)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
- 言うことなし(いうことなし)
- 言うた損より言わぬ損が少ない(いうたそんよりいわぬそんがすくない)
- 言うだけ野暮(いうだけやぼ)
- 言うと行うとは別問題である(いうとおこなうとはべつもんだいである)
- 言うなれば(いうなれば)
- 言うに言われぬ(いうにいわれぬ)
- 言うに及ばず(いうにおよばず)
- 言うに事欠いて(いうにことかいて)
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 言うも愚か(いうもおろか)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 一言もない(いちごんもない)
「葉」を含むことわざ
- 合言葉にする(あいことばにする)
- 青葉は目の薬(あおばはめのくすり)
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- 売り言葉に買い言葉(うりことばにかいことば)
- 返す言葉がない(かえすことばがない)
- 顔に紅葉を散らす(かおにもみじをちらす)
- 桐一葉(きりひとは)
- 志は木の葉に包む(こころざしはこのはにつつむ)
- 言葉多きは品少なし(ことばおおきはしなすくなし)
- 言葉が過ぎる(ことばがすぎる)
- 言葉尻を捕らえる(ことばじりをとらえる)
- 言葉に甘える(ことばにあまえる)
- 言葉に余る(ことばにあまる)
- 言葉の綾(ことばのあや)
- 言葉は心の使い(ことばはこころのつかい)
- 言葉を返す(ことばをかえす)
- 言葉を飾る(ことばをかざる)
- 言葉を尽くす(ことばをつくす)
- 言葉を濁す(ことばをにごす)
- 笹の葉に鈴(ささのはにすず)
- 枝葉に走る(しようにはしる)
- 栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)
- 根葉に持つ(ねはにもつ)
- 根掘り葉掘り(ねほりはほり)
- 根も葉もない(ねもはもない)
- 根を断ちて葉を枯らす(ねをたちてはをからす)
「国」を含むことわざ
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 家に鼠、国に盗人(いえにねずみ、くににぬすびと)
- 一国一城の主(いっこくいちじょうのあるじ)
- 華胥の国に遊ぶ(かしょのくににあそぶ)
- 国に盗人、家に鼠(くににぬすびと、いえにねずみ)
- 国乱れて忠臣見る(くにみだれてちゅうしんあらわる)
- 国破れて山河在り(くにやぶれてさんがあり)
- 三国一(さんごくいち)
- 修身斉家治国平天下(しゅうしんせいかちこくへいてんか)
- その国に入ればその俗に従う(そのくににいればそのぞくにしたがう)
- 朕は国家なり(ちんはこっかなり)
- 憎まれ子国にはだかる(にくまれこくににはだかる)
- 憎まれ子国にはびこる(にくまれこくににはびこる)
- 女房は山の神百国の位(にょうぼうはやまのかみひゃっこくのくらい)
- 褒姒の一笑国を傾く(ほうじのいっしょうくにをかたむく)
- 北国の雷(ほっこくのかみなり)
- 六国を滅ぼす者は六国なり(りっこくをほろぼすものはりっこくなり)
「手」を含むことわざ
- 相手変われど手前変わらず(あいてかわれどてまえかわらず)
- 相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
- 相手にとって不足はない(あいてにとってふそくはない)
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 相手のない喧嘩はできぬ(あいてのないけんかはできぬ)
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 合いの手を入れる(あいのてをいれる)
- 赤子の手をねじる(あかごのてをねじる)
- 赤子の手を捩じるよう(あかごのてをねじるよう)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
- 赤子の手を捻るよう(あかごのてをひねるよう)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 開けて悔しき玉手箱(あけてくやしきたまてばこ)
- あの手この手(あのてこのて)
- ある手からこぼれる(あるてからこぼれる)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
- 一挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)
- 上手に出る(うわてにでる)
- 上手を行く(うわてをいく)
- 得手勝手は向こうには効かない(えてかってはむこうにはきかない)
- 得手に鼻つく(えてにはなつく)
- 得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)
- 得手に帆を掛ける(えてにほをかける)
- 王手を掛ける(おうてをかける)
- 大河を手で堰く(おおかわをてでせく)
- 大手を振って(おおでをふって)
- 大手を振る(おおでをふる)
- 奥の手を出す(おくのてをだす)
- 押しの一手(おしのいって)
- お上手を言う(おじょうずをいう)
「形」を含むことわざ
- 影の形に随うが如し(かげのかたちにしたがうがごとし)
- 影の形に添うが如し(かげのかたちにそうがごとし)
- 影の形に添うように(かげのかたちにそうように)
- 影も形もない(かげもかたちもない)
- 影も形も見えない(かげもかたちもみえない)
- 形が付く(かたちがつく)
- 形の如く(かたのごとく)
- 形影相同じ(けいえいあいおなじ)
- 形影相弔う(けいえいあいとむらう)
- 形影相伴う(けいえいあいともなう)
- 声なきに聴き、形なきに視る(こえなきにきき、かたちなきにみる)
- 善悪の報いは影の形に随うが如し(ぜんあくのむくいはかげのかたちにしたがうがごとし)
- 土人形の水遊び(つちにんぎょうのみずあそび)
- 泣く泣くもよい方を取る形見分け(なくなくもよいほうをとるかたみわけ)
- 忘形の交わり(ぼうけいのまじわり)
「訛」を含むことわざ
「方」を含むことわざ
- 明後日の方(あさってのほう)
- 彼方立てれば此方が立たぬ(あちらたてればこちらがたたぬ)
- 上を見れば方図がない(うえをみればほうずがない)
- 嘘も方便(うそもほうべん)
- 親方思いの主倒し(おやかたおもいのしゅたおし)
- 親方日の丸(おやかたひのまる)
- 方が付く(かたがつく)
- 方を付ける(かたをつける)
- 滑り道とお経は早い方がよい(すべりみちとおきょうははやいほうがよい)
- 滑り道と観音経は早い方がよい(すべりみちとかんのんきょうははやいほうがよい)
- 敵に味方あり味方に敵あり(てきにみかたありみかたにてきあり)
- 途方に暮れる(とほうにくれる)
- 途方もない(とほうもない)
- 朋あり遠方より来る(ともありえんぽうよりきたる)
- 泣く泣くもよい方を取る形見分け(なくなくもよいほうをとるかたみわけ)
- 八方塞がり(はっぽうふさがり)
- 八方破れ(はっぽうやぶれ)
- 日方と手間取りは日のうち(ひかたとてまどりはひのうち)
- 不足奉公は双方の損(ふそくぼうこうはそうほうのそん)
- 不足奉公は両方の損(ふそくぼうこうはりょうほうのそん)
- 方位家の家潰し(ほういかのいえつぶし)
- 味方見苦し(みかたみぐるし)
- 水は方円の器に随う(みずはほうえんのうつわにしたがう)
- 焼き餅と欠き餅は焼く方が良い(やきもちとかきもちはやくほうがよい)
- 宿取らば一に方角、二に雪隠、三に戸締り、四には火の元(やどとらばいちにほうがく、ににせっちん、さんにとじまり、しにはひのもと)
- 両方聞いて下知をなせ(りょうほうきいてげちをなせ)
- 両方立てれば身が立たぬ(りょうほうたてればみがたたぬ)