見ぬ京の物語とは
見ぬ京の物語
みぬきょうのものがたり
言葉 | 見ぬ京の物語 |
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読み方 | みぬきょうのものがたり |
意味 | 実際には知らないことをいかにも知っているかのように話すこと。また、その話。
実際には行ったことがない京について、いかにも見てきたかのように話すとの意から。 「知らぬ京物語」「似ぬ京物語」ともいう。 |
異形 | 知らぬ京物語(しらぬきょうものがたり) |
似ぬ京物語(にぬきょうものがたり) | |
類句 | 上り知らずの下り土産 |
箱根知らずの江戸話(はこねしらずのえどばなし) | |
使用漢字 | 見 / 京 / 物 / 語 / 知 / 似 |
「見」を含むことわざ
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 青菜は男に見せな(あおなはおとこにみせな)
- 青菜は男に見せるな(あおなはおとこにみせるな)
- 足下を見る(あしもとをみる)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 甘く見る(あまくみる)
- いい目を見る(いいめをみる)
- 戦を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)
「京」を含むことわざ
- 東男に京女(あずまおとこにきょうおんな)
- 田舎の学問より京の昼寝(いなかのがくもんよりきょうのひるね)
- 江戸べらぼうに京どすえ(えどべらぼうにきょうどすえ)
- 京に田舎あり(きょうにいなかあり)
- 京の着倒れ、大坂の食い倒れ(きょうのきだおれ、おおさかのくいだおれ)
- 京の夢、大阪の夢(きょうのゆめ、おおさかのゆめ)
- 京へ筑紫に坂東さ(きょうへつくしにばんどうさ)
- 口あれば京に上る(くちあればきょうにのぼる)
「物」を含むことわざ
- 呆れて物が言えない(あきれてものがいえない)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 預かり物は半分の主(あずかりものははんぶんのぬし)
- 預かる物は半分の主(あずかるものははんぶんのぬし)
- 阿堵物(あとぶつ)
- 甘い物に蟻がつく(あまいものにありがつく)
- 余り物には福がある(あまりものにはふくがある)
- 合わせ物は離れ物(あわせものははなれもの)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
「語」を含むことわざ
- 犬に論語(いぬにろんご)
- 歌物語の歌忘れ(うたものがたりのうたわすれ)
- 解語の花(かいごのはな)
- 怪力乱神を語らず(かいりょくらんしんをかたらず)
- 語るに落ちる(かたるにおちる)
- 語るに足る(かたるにたる)
- 沙中の偶語(さちゅうのぐうご)
- 問うに落ちずに語るに落ちる(とうにおちずにかたるにおちる)
「知」を含むことわざ
- 相対のことはこちゃ知らぬ(あいたいのことはこちゃしらぬ)
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
- 過ちを観て斯に仁を知る(あやまちをみてここにじんをしる)
- 過ちを観て仁を知る(あやまちをみてじんをしる)
- 息の臭きは主知らず(いきのくさきはぬししらず)
- いざ知らず(いざしらず)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたればすなわちえいじょくをしる)
- 一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)