漁夫の利
「漁夫の利」の意味・読み方・異形などを解説します。類句に「犬兎の争い」などがあります。
漁夫の利
ぎょふのり
| 言葉 | 漁夫の利 |
|---|---|
| 読み方 | ぎょふのり |
| 意味 | 両者が争っている隙につけ入り、第三者が利益を横取りすることのたとえ。
「漁夫」は漁師のこと。漁父とも書く。 鴫(しぎ)と蛤(はまぐり)が争っている間に、漁師が両方とも捕まえたという中国の故事から。 「鷸蚌の争い」ともいう。 |
| 出典 | 『戦国策』燕策 |
| 異形 | 鷸蚌の争い(いつぼうのあらそい) |
| 漁父の利(ぎょふのり) | |
| 場面 | 争う / 策略 / 損得 |
| 類句 | 犬兎の争い(けんとのあらそい) |
| 使用語彙 | 漁夫 / 争い / 漁父 |
| 使用漢字 | 漁 / 夫 / 利 / 鷸 / 蚌 / 争 / 父 |
「漁」を含むことわざ
「夫」を含むことわざ
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 一夫関に当たれば万夫も開くなし(いっぷかんにあたればばんぷもひらくなし)
- 同い年夫婦は火吹く力もない(おないどしみょうとはひふくちからもない)
- 親子は一世、夫婦は二世、主従は三世(おやこはいっせ、ふうふはにせ、しゅじゅうはさんせ)
- 三軍も帥を奪うべきなり、匹夫も志を奪うべからず(さんぐんもすいをうばうべきなり、ひっぷもこころざしをうばうべからず)
- 大丈夫、金の脇差(だいじょうぶ、かねのわきざし)
- 貞女は両夫に見えず(ていじょはりょうふにまみえず)
- 西風と夫婦喧嘩は夕限り(にしかぜとふうふげんかはゆうかぎり)
- 似た者夫婦(にたものふうふ)
- 蚤の夫婦(のみのふうふ)
「利」を含むことわざ
- 一利を興すは一害を除くに如かず(いちりをおこすはいちがいをのぞくにしかず)
- 一升徳利こけても三分(いっしょうどっくりこけてもさんぶ)
- 一升徳利に二升は入らぬ(いっしょうどっくりににしょうははいらぬ)
- 腕が利く(うでがきく)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 押さえが利く(おさえがきく)
- 押しが利く(おしがきく)
- 男冥利に尽きる(おとこみょうりにつきる)
- 親の意見と冷や酒は後で利く(おやのいけんとひやざけはあとできく)
- 女冥利に尽きる(おんなみょうりにつきる)
「鷸」を含むことわざ
- 鷸蚌の争い(いつぼうのあらそい)
「蚌」を含むことわざ
- 鷸蚌の争い(いつぼうのあらそい)
「争」を含むことわざ
- 争い果てての棒乳切り(あらそいはててのぼうちぎり)
- 争えない(あらそえない)
- 一二を争う(いちにをあらそう)
- 一刻を争う(いっこくをあらそう)
- 甍を争う(いらかをあらそう)
- 烏鷺の争い(うろのあらそい)
- 蝸牛、角上の争い(かぎゅう、かくじょうのあらそい)
- 餓鬼の花争い(がきのはなあらそい)
- 犬兎の争い(けんとのあらそい)
- 黒白を争う(こくびゃくをあらそう)
「父」を含むことわざ
- 雨は花の父母(あめははなのふぼ)
- 伯父が甥の草を刈る(おじがおいのくさをかる)
- 経験は知恵の父記憶の母(けいけんはちえのちちきおくのはは)
- この父あって、ここにこの子あり(このちちあって、ここにこのこあり)
- 子を知ること父に若くはなし(こをしることちちにしくはなし)
- 身体髪膚、これを父母に受く(しんたいはっぷ、これをふぼにうく)
- 地震、雷、火事、親父(じしん、かみなり、かじ、おやじ)
- 祖父は辛労、子は楽、孫は乞食(じじはしんろう、こはらく、まごはこじき)
- 父父たらずと雖も子は子たらざるべからず(ちちちちたらずといえどもこはこたらざるべからず)
- 父の恩は山よりも高く、母の恩は海よりも深し(ちちのおんはやまよりもたかく、ははのおんはうみよりもふかし)
