水は方円の器に随うとは
水は方円の器に随う
みずはほうえんのうつわにしたがう
言葉 | 水は方円の器に随う |
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読み方 | みずはほうえんのうつわにしたがう |
意味 | 人は交友関係や環境しだいで、良くも悪くもなるというたとえ。
「方円」は四角形と円形のこと。水は容器の形によって四角にも丸くもなるということから。 |
出典 | 『荀子』 |
類句 | 朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる) |
善悪は友による(ぜんあくはともによる) | |
使用語彙 | 器 / 随う |
使用漢字 | 水 / 方 / 円 / 器 / 随 |
「水」を含むことわざ
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 汗水垂らす(あせみずたらす)
- 汗水流す(あせみずながす)
- 汗水を流す(あせみずをながす)
- 頭から水を浴びたよう(あたまからみずをあびたよう)
- 頭から水を掛けられたよう(あたまからみずをかけられたよう)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚と水(うおとみず)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
- 魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)
「方」を含むことわざ
- 明後日の方(あさってのほう)
- 彼方立てれば此方が立たぬ(あちらたてればこちらがたたぬ)
- 上を見れば方図がない(うえをみればほうずがない)
- 嘘も方便(うそもほうべん)
- 親方思いの主倒し(おやかたおもいのしゅたおし)
- 親方日の丸(おやかたひのまる)
- 方が付く(かたがつく)
- 方を付ける(かたをつける)
- 滑り道とお経は早い方がよい(すべりみちとおきょうははやいほうがよい)
- 滑り道と観音経は早い方がよい(すべりみちとかんのんきょうははやいほうがよい)
「円」を含むことわざ
- 挨拶より円札(あいさつよりえんさつ)
- あまり円きはまろびやすし(あまりまろきはまろびやすし)
- 円石を千仞の山に転ず(えんせきをせんじんのやまにてんず)
- 金を貸したのが円の切れ目(かねをかしたのがえんのきれめ)
- 食後の一睡、万病円(しょくごのいっすい、まんびょうえん)
- 水は方円の器に随う(みずはほうえんのうつわにしたがう)
「器」を含むことわざ
- 器用貧乏人宝(きようびんぼうひとだから)
- 器量は当座の花(きりょうはとうざのはな)
- 器量より気前(きりょうよりきまえ)
- 器量を下げる(きりょうをさげる)
- 君子は器にならず(くんしはきにならず)
- 食を願わば器物(しょくをねがわばうつわもの)
- 玉磨かざれば器を成さず(たまみがかざればきをなさず)
- 人は病の器(ひとはやまいのうつわ)