礼は宜しきに随うべし、令は俗に従うべしとは
礼は宜しきに随うべし、令は俗に従うべし
れいはよろしきにしたがうべし、れいはぞくにしたがうべし
言葉 | 礼は宜しきに随うべし、令は俗に従うべし |
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読み方 | れいはよろしきにしたがうべし、れいはぞくにしたがうべし |
意味 | 決まった形式がある礼儀も、時に応じて変えてもよい。また、法令はその土地の風俗に合うように定めるのがよいということ。 |
出典 | 『礼記』 |
場面用途 | 礼儀 |
使用語彙 | 宜しき / 随う |
使用漢字 | 礼 / 宜 / 随 / 令 / 俗 / 従 |
「礼」を含むことわざ
- 呆れがお礼(あきれがおれい)
- 呆れが礼に来る(あきれがれいにくる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 置き酌失礼、持たぬが不調法(おきじゃくしつれい、もたぬがぶちょうほう)
- 己に克ち、礼に復る(おのれにかち、れいにかえる)
- 神は非礼を享けず(かみはひれいをうけず)
- 神は非礼を受けず(かみはひれいをうけず)
- 三顧の礼(さんこのれい)
- 三枝の礼(さんしのれい)
- 親しき仲にも礼儀あり(したしきなかにもれいぎあり)
「宜」を含むことわざ
- 宜しきを得る(よろしきをえる)
- 礼は宜しきに随うべし、令は俗に従うべし(れいはよろしきにしたがうべし、れいはぞくにしたがうべし)
「随」を含むことわざ
- 意到りて筆随う(いいたりてふでしたがう)
- 一目山随徳寺(いちもくさんずいとくじ)
- 一波纔かに動いて万波随う(いっぱわずかにうごいてまんぱしたがう)
- 影の形に随うが如し(かげのかたちにしたがうがごとし)
- 随徳寺をきめる(ずいとくじをきめる)
- 善悪の報いは影の形に随うが如し(ぜんあくのむくいはかげのかたちにしたがうがごとし)
- 他の追随を許さない(たのついずいをゆるさない)
- 水は方円の器に随う(みずはほうえんのうつわにしたがう)
「令」を含むことわざ
- 巧言令色、鮮なし仁(こうげんれいしょく、すくなしじん)
- 礼は宜しきに随うべし、令は俗に従うべし(れいはよろしきにしたがうべし、れいはぞくにしたがうべし)
「俗」を含むことわざ
- 姿は俗性を現す(すがたはぞくしょうをあらわす)
- その国に入ればその俗に従う(そのくににいればそのぞくにしたがう)
- 俗事に入り易い(ぞくじにはいりやすい)
- 俗に言う(ぞくにいう)
- 礼は宜しきに随うべし、令は俗に従うべし(れいはよろしきにしたがうべし、れいはぞくにしたがうべし)