己に克ち、礼に復るとは
己に克ち、礼に復る
おのれにかち、れいにかえる
言葉 | 己に克ち、礼に復る |
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読み方 | おのれにかち、れいにかえる |
意味 | 理性と意思の力で欲望に打ち勝って、人として守るべき礼に従って行動すること。
「克己復礼」ともいう。 |
出典 | 『論語』 |
使用語彙 | 己 |
使用漢字 | 己 / 克 / 礼 / 復 |
「己」を含むことわざ
- 己に如かざる者を友とするなかれ(おのれにしかざるものをともとするなかれ)
- 己の頭の蠅を追え(おのれのあたまのはえをおえ)
- 己の欲する所を人に施せ(おのれのほっするところをひとにほどこせ)
- 己の欲せざる所は人に施すこと勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ)
- 己の欲せざる所は人に施す勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ)
- 己を責めて人を責めるな(おのれをせめてひとをせめるな)
- 己を虚しゅうす(おのれをむなしゅうす)
- 己を以て人を量る(おのれをもってひとをはかる)
- 女は己を説ぶ者のために容づくる(おんなはおのれをよろこぶもののためにかたちづくる)
- 彼を知り己を知れば百戦殆うからず(かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず)
- 酒なくて何の己が桜かな(さけなくてなんのおのれがさくらかな)
- 士は己を知る者の為に死す(しはおのれをしるもののためにしす)
- 人の蠅を追うより己の蠅を追え(ひとのはえをおうよりおのれのはえをおえ)
「克」を含むことわざ
- 己に克ち、礼に復る(おのれにかち、れいにかえる)
「礼」を含むことわざ
- 呆れがお礼(あきれがおれい)
- 呆れが礼に来る(あきれがれいにくる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 置き酌失礼、持たぬが不調法(おきじゃくしつれい、もたぬがぶちょうほう)
- 神は非礼を享けず(かみはひれいをうけず)
- 神は非礼を受けず(かみはひれいをうけず)
- 三顧の礼(さんこのれい)
- 三枝の礼(さんしのれい)
- 親しき仲にも礼儀あり(したしきなかにもれいぎあり)
- 知って問うは礼なり(しってとうはれいなり)
- 洗礼を受ける(せんれいをうける)
- 倉廩実ちて礼節を知る(そうりんみちてれいせつをしる)
- 葬礼帰りの医者話(そうれいがえりのいしゃばなし)
- 葬礼九つ酒七つ(そうれいここのつさけななつ)
- 鳩に三枝の礼あり、烏に反哺の孝あり(はとにさんしのれいあり、からすにはんぽのこうあり)
- 礼儀も事による(れいぎもことによる)
- 礼に始まり、乱に終わる(れいにはじまり、らんにおわる)
- 礼は急げ(れいはいそげ)
- 礼は宜しきに随うべし、令は俗に従うべし(れいはよろしきにしたがうべし、れいはぞくにしたがうべし)
- 礼も過ぎれば無礼になる(れいもすぎればぶれいになる)
- 礼を失する(れいをしっする)
「復」を含むことわざ
- 己に克ち、礼に復る(おのれにかち、れいにかえる)
- 死灰復燃ゆ(しかいまたもゆ)