「従」を含む故事・ことわざ・慣用句
「従」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
- 老いては子に従え(おいてはこにしたがえ)- 年をとったら出しゃばらずに、何事も子どもに任せて従っていくほうがいいということ。 
- 親子は一世、夫婦は二世、主従は三世(おやこはいっせ、ふうふはにせ、しゅじゅうはさんせ)- 親子の関係は現世だけのものであり、夫婦は前世と現世または現世と来世の二世に渡る。主従関係は、前世・現世・来世の三世にまたがるほど深いということ。 
- 心の欲する所に従えども矩を踰えず(こころのほっするところにしたがえどものりをこえず)- 自分の心の思うままに行動しても、決して道徳から外れないということ。 
- 郷に入っては郷に従え(ごうにいってはごうにしたがえ)- 場所によって風俗や習慣が違うので、住む土地の習慣や慣習に従うのがよいということ。「郷」は地方・田舎の意。 
- 三従(さんじゅう)- 昔、女性が守るべきとされていた三つの道のこと。生家では父に従い、嫁いでは夫に従い、夫の死後は子に従うということ。 
- 主従は三世(しゅじゅうはさんぜ)- 主従の間柄は、前世・現世・来世の三世にもわたるほど深いということ。 
- 従心(しょうしん)- 七十歳のこと。「七十にして心の欲するところに従えども矩をこえず」から。 
- 従心(じゅうしん)- 七十歳のこと。「七十にして心の欲するところに従えども矩をこえず」から。 
- 善に従うこと流るるが如し(ぜんにしたがうことながるるがごとし)
- その国に入ればその俗に従う(そのくににいればそのぞくにしたがう)- その土地に行ったら、その土地の習慣やしきたりに従うべきであるということ。 
- 追従も世渡り(ついしょうもよわたり)- 人にこびへつらいお世辞をいうことも、世渡りの一つの手段であるということ。 
- 礼は宜しきに随うべし、令は俗に従うべし(れいはよろしきにしたがうべし、れいはぞくにしたがうべし)- 決まった形式がある礼儀も、時に応じて変えてもよい。また、法令はその土地の風俗に合うように定めるのがよいということ。 
 
         
    