心の欲する所に従えども矩を踰えずとは
心の欲する所に従えども矩を踰えず
こころのほっするところにしたがえどものりをこえず
言葉 | 心の欲する所に従えども矩を踰えず |
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読み方 | こころのほっするところにしたがえどものりをこえず |
意味 | 自分の心の思うままに行動しても、決して道徳から外れないということ。 |
出典 | 『論語』為政 |
使用語彙 | 心 |
使用漢字 | 心 / 欲 / 所 / 従 / 矩 / 踰 |
「心」を含むことわざ
- 諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 頭剃るより心を剃れ(あたまそるよりこころをそれ)
- 網心あれば魚心(あみごころあればうおごごろ)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 怒り心頭に発する(いかりしんとうにはっする)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 一心岩を通す(いっしんいわをとおす)
- 一心岩をも通す(いっしんいわをもとおす)
- 色は心の外(いろはこころのほか)
「欲」を含むことわざ
- 己の欲する所を人に施せ(おのれのほっするところをひとにほどこせ)
- 己の欲せざる所は人に施すこと勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ)
- 己の欲せざる所は人に施す勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ)
- 親の欲目(おやのよくめ)
- 樹静かならんと欲すれども風止まず(きしずかならんとほっすれどもかぜやまず)
- 後生大事や金欲しや死んでも命のあるように(ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように)
- 山雨来らんと欲して風楼に満つ(さんうきたらんとほっしてかぜろうにみつ)
- 将を射んと欲すれば先ず馬を射よ(しょうをいんとほっすればまずうまをいよ)
- 信心も欲から(しんじんもよくから)
「所」を含むことわざ
- 余す所なく(あますところなく)
- 過ちは好む所にあり(あやまちはこのむところにあり)
- 意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある)
- 痛い所をつく(いたいところをつく)
- 意のある所(いのあるところ)
- 柄のない所に柄をすげる(えのないところにえをすげる)
- 選ぶ所がない(えらぶところがない)
- 大所の犬になるとも小所の犬になるな(おおどころのいぬになるともこどころのいぬになるな)
- 己の欲する所を人に施せ(おのれのほっするところをひとにほどこせ)
- 己の欲せざる所は人に施すこと勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ)
「従」を含むことわざ
- 老いては子に従え(おいてはこにしたがえ)
- 親子は一世、夫婦は二世、主従は三世(おやこはいっせ、ふうふはにせ、しゅじゅうはさんせ)
- 郷に入っては郷に従え(ごうにいってはごうにしたがえ)
- 三従(さんじゅう)
- 主従は三世(しゅじゅうはさんぜ)
- 従心(しょうしん)
- 従心(じゅうしん)
- 善に従うこと流るるが如し(ぜんにしたがうことながるるがごとし)
- その国に入ればその俗に従う(そのくににいればそのぞくにしたがう)
「矩」を含むことわざ
- 心の欲する所に従えども矩を踰えず(こころのほっするところにしたがえどものりをこえず)
- 矩を踰える(のりをこえる)
「踰」を含むことわざ
- 心の欲する所に従えども矩を踰えず(こころのほっするところにしたがえどものりをこえず)
- 矩を踰える(のりをこえる)