釣った魚に餌はやらぬについて
釣った魚に餌はやらぬ
つったさかなにえさはやらぬ

言葉 | 釣った魚に餌はやらぬ |
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読み方 | つったさかなにえさはやらぬ |
意味 | 親しい間柄になったあとは、相手の機嫌をとる必要はないということ。多く男女の仲についていう。 |
出典 | - |
使用されている漢字
「釣」を含むことわざ
秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
秋の日が急速に暮れていくようす。秋の日が、井戸の中へ釣瓶が垂直に速く落ちるように暮れていく意から。
蝦で鯛を釣る(えびでたいをつる)
わずかな元手や労力で大きな利益を得るたとえ。略して「えびたい」ともいう。
お釣りが来る(おつりがくる)
十分に足りていて、余りが出ること。
高い舟借りて安い小魚釣る(たかいふねかりてやすいこざかなつる)
好きな事のためには、損得など考えないということのたとえ。
提灯に釣り鐘(ちょうちんにつりがね)
釣り合わないこと、比較にならないことのたとえ。提灯と釣り鐘は形は似ているが重さがまるで違うことから。
釣り合わぬは不縁のもと(つりあわぬはふえんのもと)
身分や財産などの釣り合いが取れない男女の結婚は、うまくいかなくなることが多いということ。
「魚」を含むことわざ
網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)
法の規制が及ばず、大悪人を取り逃がしてしまうことのたとえ。網の目が粗いために、舟を呑み込むほどの大魚を逃がしてしまうという意から。
網にかかった魚(あみにかかったうお)
逃げようとしても逃げ出せないことのたとえ。
網にかかるは雑魚ばかり(あみにかかるはざこばかり)
悪事をはたらいても捕まるのは小物ばかりで、大物は巧みに逃げてなかなか捕まらないということ。
魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
相手が好意を示せば、こちらもまた好意を持つ。 先方の出方次第で、こちらの態度が決まるということ。 もとは「魚、心あれば、水、心あり」で魚と心、水と心が一語化したものといわれる。 魚が水に好意を示せば、水もその魚に好意を持つであろうという意から。 「網心あれば魚心」「水心あれば魚心」ともいう。
魚と水(うおとみず)
切っても切れない非常に親しい関係のたとえ。
魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
魚が木に登ろうとするように、不可能なことをしようとするたとえ。