蟻の穴から堤も崩れるとは
蟻の穴から堤も崩れる
ありのあなからつつみもくずれる
言葉 | 蟻の穴から堤も崩れる |
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読み方 | ありのあなからつつみもくずれる |
意味 | ちょっとした油断・不注意から大事が起こることのたとえ。
蟻の穴を見過ごしたために堤防が崩れることもあるとの意から。 |
出典 | 『韓非子』 |
類句 | 千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰いゆ(せんじょうのつつみもろうぎのあなをもってついゆ) |
千里の堤も蟻の穴から(せんりのつつみもありのあなから) | |
使用語彙 | 崩れる |
使用漢字 | 蟻 / 穴 / 堤 / 崩 |
「蟻」を含むことわざ
- 甘い物に蟻がつく(あまいものにありがつく)
- 蟻の甘きにつくが如し(ありのあまきにつくがごとし)
- 蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく)
- 蟻の思いも天に昇る(ありのおもいもてんにのぼる)
- 蟻の熊野参り(ありのくまのまいり)
- 蟻の這い出る隙もない(ありのはいでるすきもない)
- 千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰いゆ(せんじょうのつつみもろうぎのあなをもってついゆ)
- 千里の堤も蟻の穴から(せんりのつつみもありのあなから)
「穴」を含むことわざ
- 穴が空く(あながあく)
- 穴が開く(あながあく)
- 穴があったら入りたい(あながあったらはいりたい)
- 穴の開くほど(あなのあくほど)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 穴の貉を値段する(あなのむじなをねだんする)
- 穴をあける(あなをあける)
- 穴を埋める(あなをうめる)
- 穴を掘って言い入れる(あなをほっていいいれる)
「堤」を含むことわざ
- 蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつみもくずれる)
- 千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰いゆ(せんじょうのつつみもろうぎのあなをもってついゆ)
- 千里の堤も蟻の穴から(せんりのつつみもありのあなから)
「崩」を含むことわざ
- 蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつみもくずれる)
- 一木大廈の崩るるを支うる能わず(いちぼくたいかのくずるるをささうるあたわず)
- 玉山崩る(ぎょくざんくずる)
- 相好を崩す(そうごうをくずす)
- 膝を崩す(ひざをくずす)
- 身を持ち崩す(みをもちくずす)