穴の貉を値段するとは
穴の貉を値段する
あなのむじなをねだんする
言葉 | 穴の貉を値段する |
---|---|
読み方 | あなのむじなをねだんする |
意味 | あてにならない事をあてにする愚かさをいうことば。
捕まえる前から穴の中の貉の値段を考えることから。 |
類句 | 捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう) |
使用語彙 | 貉 |
使用漢字 | 穴 / 貉 / 値 / 段 |
「穴」を含むことわざ
- 穴が空く(あながあく)
- 穴が開く(あながあく)
- 穴があったら入りたい(あながあったらはいりたい)
- 穴の開くほど(あなのあくほど)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 穴をあける(あなをあける)
- 穴を埋める(あなをうめる)
- 穴を掘って言い入れる(あなをほっていいいれる)
- 蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつみもくずれる)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 慌てる蟹は穴へ入れぬ(あわてるかにはあなへはいれぬ)
- 同じ穴の狸(おなじあなのたぬき)
- 同じ穴の狐(おなじあなのむじな)
- 同じ穴の貉(おなじあなのむじな)
- 風穴を開ける(かざあなをあける)
- 蟹は甲羅に似せて穴を掘る(かにはこうらににせてあなをほる)
- 壁の穴は壁で塞げ(かべのあなはかべでふさげ)
- 管の穴から天を覗く(くだのあなからてんをのぞく)
- 穴隙を鑽る(けつげきをきる)
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
- 虎口を逃れて竜穴に入る(ここうをのがれてりゅうけつにいる)
- 尻の穴が小さい(しりのあながちいさい)
- 千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰いゆ(せんじょうのつつみもろうぎのあなをもってついゆ)
- 千里の堤も蟻の穴から(せんりのつつみもありのあなから)
- 針の穴から天を覗く(はりのあなからてんをのぞく)
- 一つ穴の狐(ひとつあなのきつね)
- 一つ穴の狸(ひとつあなのたぬき)
- 一つ穴の貉(ひとつあなのむじな)
- 人を呪わば穴二つ(ひとをのろわばあなふたつ)
「貉」を含むことわざ
- 穴の貉を値段する(あなのむじなをねだんする)
- 同じ穴の貉(おなじあなのむじな)
- 一つ穴の貉(ひとつあなのむじな)
「値」を含むことわざ
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 値千金(あたいせんきん)
- 値を二つにせず(あたいをふたつにせず)
- 掛け値なし(かけねなし)
- 春宵一刻値千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)
- 知らずば半分値(しらずばはんぶんね)
- 損と元値で蔵を建て(そんともとねでくらをたて)
- 注目に値する(ちゅうもくにあたいする)
- 値が張る(ねがはる)
「段」を含むことわざ
- 穴の貉を値段する(あなのむじなをねだんする)
- 一段落つく(いちだんらくつく)
- 手段を選ばない(しゅだんをえらばない)
- 大上段に構える(だいじょうだんにかまえる)