火を避けて水に陥るとは
火を避けて水に陥る
ひをさけてみずにおちいる
言葉 | 火を避けて水に陥る |
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読み方 | ひをさけてみずにおちいる |
意味 | 一つの災難を避けて、すぐまた別の災難に遭うことのたとえ。
火に焼かれることを避けられたと思ったら、水に落ちて溺れることから。 |
類句 | 一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん) |
虎口を逃れて竜穴に入る(ここうをのがれてりゅうけつにいる) | |
前門の虎、後門の狼(ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ) | |
使用語彙 | 陥る |
使用漢字 | 火 / 避 / 水 / 陥 |
「火」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足元に火が付く(あしもとにひがつく)
- 熱火子にかく(あつびこにかく)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 油紙に火が付いたよう(あぶらがみにひがついたよう)
- 油紙に火の付いたよう(あぶらがみにひのついたよう)
- 油紙へ火の付いたよう(あぶらがみへひのついたよう)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
「避」を含むことわざ
- 三舎を避く(さんしゃをさく)
- 断じて行えば鬼神も之を避く(だんじておこなえばきしんもこれをさく)
- 火を避けて水に陥る(ひをさけてみずにおちいる)
- 避けて通せ酒の酔い(よけてとおせさけのよい)
「水」を含むことわざ
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 汗水垂らす(あせみずたらす)
- 汗水流す(あせみずながす)
- 汗水を流す(あせみずをながす)
- 頭から水を浴びたよう(あたまからみずをあびたよう)
- 頭から水を掛けられたよう(あたまからみずをかけられたよう)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚と水(うおとみず)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
- 魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)
「陥」を含むことわざ
- 術中に陥る(じゅっちゅうにおちいる)
- 火を避けて水に陥る(ひをさけてみずにおちいる)