九牛の一毛とは
九牛の一毛
きゅうぎゅうのいちもう
| 言葉 | 九牛の一毛 | 
|---|---|
| 読み方 | きゅうぎゅうのいちもう | 
| 意味 | 多数の中のわずかな一部分のこと。取るに足りないことのたとえ。
 「九牛」は、多くの牛のこと。 多くの牛の中の一本の毛のことから。  | 
| 出典 | 『漢書』司馬遷伝 | 
| 場面用途 | 牛 | 
| 類句 | 大海の一滴(たいかいのいってき) | 
| 滄海の一滴 | |
| 四海の一滴 | |
| 使用漢字 | 九 / 牛 / 一 / 毛 | 
「九」を含むことわざ
- お前百までわしゃ九十九まで(おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)
 - 九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)
 - 九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)
 - 九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)
 - 三十九じゃもの花じゃもの(さんじゅうくじゃものはなじゃもの)
 - 三拝九拝する(さんぱいきゅうはいする)
 - 葬礼九つ酒七つ(そうれいここのつさけななつ)
 - 鶴九皐に鳴き、声天に聞こゆ(つるきゅうこうになき、こえてんにきこゆ)
 - 適時の一針は九針の手間を省く(てきじのいっしんはきゅうしんのてまをはぶく)
 
「牛」を含むことわざ
- 商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
 - 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
 - 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
 - 牛の歩み(うしのあゆみ)
 - 牛の一散(うしのいっさん)
 - 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
 - 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
 - 牛の涎(うしのよだれ)
 - 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
 - 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
 
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
 - 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
 - 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
 - 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
 - あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
 - 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
 - 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
 - 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
 - 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
 - 一応も二応も(いちおうもにおうも)
 
        
    