「避」を含む故事・ことわざ・慣用句
「避」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
三舎を避く(さんしゃをさく)
相手を恐れはばかって避けること。また、とても及ばないとして相手に一目置くことのたとえ。 「三舎」は、古代中国の軍隊が三日間に歩いた距離。一舎は約三十里。三舎、つまり九十里ほど遠くに退くとの意から。
断じて行えば鬼神も之を避く(だんじておこなえばきしんもこれをさく)
断固たる決意で物事を行えば、困難なことでも成し遂げることができるというたとえ。 断固とした態度で決行すれば、鬼神でさえその勢いに押されて避けていくとの意から。
火を避けて水に陥る(ひをさけてみずにおちいる)
一つの災難を避けて、すぐまた別の災難に遭うことのたとえ。 火に焼かれることを避けられたと思ったら、水に落ちて溺れることから。
避けて通せ酒の酔い(よけてとおせさけのよい)
酔っ払いには、かかわらないほうがよいということ。