三舎を避くとは
三舎を避く
さんしゃをさく
言葉 | 三舎を避く |
---|---|
読み方 | さんしゃをさく |
意味 | 相手を恐れはばかって避けること。また、とても及ばないとして相手に一目置くことのたとえ。
「三舎」は、古代中国の軍隊が三日間に歩いた距離。一舎は約三十里。三舎、つまり九十里ほど遠くに退くとの意から。 |
出典 | 『春秋左氏伝』 |
使用漢字 | 三 / 舎 / 避 |
「三」を含むことわざ
- 商い三年(あきないさんねん)
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 顎振り三年(あごふりさんねん)
- 朝起き三両始末五両(あさおきさんりょうしまつごりょう)
- 朝起きは三文の徳(あさおきはさんもんのとく)
- 阿呆の三杯汁(あほうのさんばいじる)
- 雨垂れは三途の川(あまだれはさんずのかわ)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
「舎」を含むことわざ
- 田舎の学問より京の昼寝(いなかのがくもんよりきょうのひるね)
- 京に田舎あり(きょうにいなかあり)
- 三舎を避く(さんしゃをさく)
- 昼夜を舎かず(ちゅうやをおかず)
- 骨が舎利になっても(ほねがしゃりになっても)